チェロ2本で
マイケル・ジャクソン「スムーズ・クリミナル」を演奏し、世界を驚嘆させたクロアチア出身の実力派イケメン・チェリスト2人組、
2CELLOS(トゥー・ チェロズ)。彼らがまたまた驚きの映像を発表しました!
YouTubeの2CELLOSオフィシャル・チャンネルにアップされたのは、ピアノでの連弾ならぬ、1本のチェロを2人で弾きこなす史上初の試み“ニ人羽織チェロ”の映像。しかも、ドラムの音までチェロで再現しているのです!
カヴァーされている楽曲は、
コールドプレイの「ウォーターフォール〜一粒の涙は滝のごとく」(2011年作品)。楽しそうに笑顔で演奏する2人ですが、弓と弦が完全にかぶらずにうまく行き来する動きは、クラシック・チェリスト上級者でも至難の技。実力派チェリストの彼らだから実現できたものでしょう。
ドラム用のキックペダルを足元に置き、チェロの側面をバスドラムとして代用したのも彼らの独自アイディア。身体全身を使って、楽曲を表現しています。音だけを聴いたら、とても1本のチェロで奏でられているとは 思えません。
この映像は世界中で反響を呼んだ「スムーズ・クリミナル」のミュージック・ビデオ同様、同じクロアチアホールで自主制作をしており、さまざまなアングルに置かれた固定カメラ7か所から撮影を行なっています。
“どんな曲でもその場でカヴァー”できる天才的な彼らですが、「ウォーターフォール〜一粒の涙は滝のごとく」は2013年2月に行なわれた来日公演で世界初披露され、日本のオーディエンスの大盛況を受けて今回映像化されたとのこと。
また、4月16日よりiTunesStore、mora、レコチョクなどでデジタル配信がスタートしています。
2CELLOS「ウォーターフォール〜一粒の涙は滝のごとく」