石ノ森章太郎原作『サイボーグ 009』を、『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズや『東のエデン』の
神山健治監督が圧倒的なスケールでアニメーション映画化した『009 RE:CYBORG』の
Blu-ray&
DVDが5月22日(水)、遂に発売! 先月は、ヨーロッパでプレミア上映が行なわれ、5月9日(木)からは韓国(25館)で上映スタートしており、日本では5月25日(土)から東京・新宿「バルト9」で1週間の限定<リ:バイバル>上映も决定しています。
発売前日となる5月21日(火)には新宿バルト9、梅田ブルク7、横浜ブルク13、T・ジョイ博多の4館で、発売直前上映が行なわれ、新宿バルト9では、神山監督によるトーク・イベントが開催! 盛大な拍手で迎えられた監督は「明日、ブルーレイ、DVDが発売になるにも関わらず、今日また劇場で観ようと来てくださって、本当にありがたいと思います」と挨拶。
海外での反応については、「『攻殻機動隊』シリーズや、『東のエデン』のときは、だいたい同じような反応だったけれど、今回は国によってだいぶ違う反応だった」「特に韓国ではとても作品にのめり込んでくれていた。熱狂的な方が多かった」(神山)とか。
豪華版ブルーレイBOXの紹介では「描き下ろしのコミックは今回、ひとつの大きな目玉」と語り、「原作から映画までの27年間の空白を描いていて、どうしてみんなバラバラになったのか、ジョーとジェットの確執は何が原因なのかもわかる」とか! その他にも、メイキングブックが2冊付き、映像も世界初の技術で「スタジオで観るマスターと遜色がない」(神山)クオリティに。
さらにイベントでは、来場した観客からの質問を受け付けるティーチインが行なわれ、「原作と比べジェットは体が変わっている。さらに改造されたのか?」という質問に、「ジェットはアメリカに帰り、さらにアップグレードしている設定。愛国心をもって自らが携わるプロジェクトに合わせて、前向きにアップグレードを繰り返している」(神山)と説明。また、「より人間らしく、普通の高校生として過ごすジョーに比べ、自分は改造を繰り返したことで、より確執が深まったのでは?」という質問には、「離れている間、ジョーについて詳しいことは知らなかったはず。ジェットは自分の気持ちに前向きにアップグレードしていったはずなので、そこで溝が深まったというこはない」と答えていました。
※2013年5月22日(水)発売
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『009 RE:CYBORG』(
豪華版Blu-ray BOX:VPXV-71262 税込10,290円)
(
通常版Blu-ray:VPXV-71263 税込6,090円)
(
通常版DVD:VPBV-13775 税込5,040円)
発売元 / 販売元:バップ
(C)2012「009 RE:CYBORG」製作委員会