2003/08/29掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
歯軋りするよな乱雑さ!踊る粗雑なロックンロール! 解散した今もなお、未来永劫ギラつく危険なドランキン・バンド
“THE REPLACEMENTS”!!! 何はなくともこの一枚『SORRY MA, FORGOT TO TAKE OUT THE TRASH』。同郷の桜“HUSKER DU”の『NEW DAY RISING』同様、一家に一枚が義務付けられた名作ですね。アメリカン・ハードコア〜オルタナへの源流となる脅威の一撃!全世界の至るところで、対パンクスとの連勝記録を更新中です。
次第に洗練されていったREPLACEMENTSのロック魂、それを握っていたのはバンドの中心人物だった
ポール・ウェスターバーグでありまして。解散後のソロ活動でも、磨きに磨かれた滋味メロディの応酬に胸がドキドキ。昨年には
『STEREO/MONO』として、自身の作品(『STEREO』)+サイド・プロジェクト“Grandpa Boy”の1st(『MONO』)を2枚組でドンと日本盤リリース。ハードコア/パンクの下地があるからこそチクリと響く、あの曲この曲をぜひ今一度味わって頂きたく。名曲をひたすら反芻した後には、もちろん新作もいっときましょう! 昨年のライヴ・ツアー/舞台裏/レコーディング風景など、彼の軌跡をまとめた映画『Come Feel Me Tremble』がアメリカ各地で上映されているらしいのですが、そのサウンドトラック!新曲+未発表バージョンを含む『Come Feel Me Tremble』も
“VAGRANT RECORDS”より10月21日に登場(US)!映画が観れない僕らは、『COME〜』のサントラ/DVD(同じくVAGRANTより発売予定)を待つしかない!
Paul Westerberg『Come Feel Me Tremble』
1.Dirty Diesel
2.Making Me Go
3.Hillbilly Junk
4.Soldier of Misfortune
5.My Daydream
6.What a Day (For a Night)
7.Wild & Lethal
8.Crackle & Drag (original take)
9.Crackle & Drag (alt. version)
10.Never Felt Like This Before
11.Knockin' Em Back
12.Pine Box
13.Meet Me Down The Alley
14.These Days
公式HPによると、今年中に上記の2作/Grandpaboy『Dead Man Shake』/ソロ作『Folker』の4つがリリースされる予定。どれも気になる魅惑のラインナップに特大の期待で応えましょう。とりあえずは、“待ち”で。