アルミナム・グループ 2003/09/02掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
SKETCH SHOWにも通じるヒューマン・エレクトロなサウンド、スティーリー・ダンやキリンジを思わすAORなメロディー、ヒューマン・リーグあたりを思わすようなエレポップ・サウンド・・・そんな様々な要素が詰め込まれた歌心タップリの極上ポップ・ソング集となった傑作
『ハピネス』を昨年発表した、シカゴ随一のシルキー・ポップ・バンド、
アルミナム・グループ。その珠玉のポップ・ソングぶりは、エレクトロニカを経由したビーチ・ボーイズやゾンビーズと言ってもいいほどの魅力を持っている彼らなのですが、そんな彼らが早くも次なる新作を我々に届けてくれることになった模様です。
『モア・ハピネス』というタイトルからも想像出来るように、今作は前作『ハピネス』から始まった“Happyness3部作”と呼ばれる作品の2作品目で、前作に引き続き、トータス/シー・アンド・ケイクなどのシカゴ出身ミュージシャンが数多く参加した極上ポップ・ソング集となる模様。もちろん、ミックスはジョン・マッケンタイアが起用されているそうですよ。海外での9月30日に比べると10月25日とかなり遅れた発売になってしまう日本盤(PCD-23448 \2,415(税込))ですが、その代わりにボーナス・トラックが5曲も追加収録されるそうなので、これは下手に浮気せず日本盤の発売までガマンした方が良いかも? なお『ハピネス』『モア・ハピネス』に続く“Happyness3部作”のラスト作は、どうやら『Three Happyness』という名となるそうです(でも発売日はまだ未定)。