かつてマイ・ブラッディ・ヴァレンタインの名盤『ラヴレス』にエンジニアとして参加していたガイ・フィクセンが、トリップ感を引き出す女性ヴォーカリスト、マーガレット・フィードラーと共に結成した、クールでアンビエントなロック・ユニット“ライカ”。今年1月には、代表曲だけでなくシングルB面曲などを詰め込んだベスト&レア・アルバム『Lost in Space - Volume 1(1993-2002)』をUKにてリリースし、自らの活動に一区切りを見せた彼らですが、そんな彼らがついにニュー・アルバムを10月6日にUKにてリリースすることになったそうです。
オリジナル・アルバムとしては前作『グッド・ルッキング・ブルース』(写真)以来、約3年ぶりとなる今作は、その名を『Wherever I Am I Am What Is Missing』というそうで、先行シングル「Alphabet Soup」を含む全10曲が収録される予定とのこと。もちろん、まだ未聴ではありますが、ただ、トリップ感を引き出す女性ヴォーカルに、サイレント・ノイズを駆使した音響派テクノが絡む彼らの独自のスタイルは、今作でも変わらないはず。同系サウンドが好きな方、または『ラヴレス』の音空間が好きな方にはオススメです。是非とも日本盤化も!!