現代ブラジル音楽の巨匠、
エグベルト・ジスモンチ(Egberto Gismonti)のブラジルEMI録音の貴重な音源をCD化し、順次復刻されてきた傑作選のラストを飾る、88年作品
『光の束』(BOM-24198 税込2,520円)が6月25日(火)にリリースされます。
今年の来日公演では息子アレクサンドル(Alexandre Gismonti)との親子共演を果たしたジスモンチ。ピアノ、ピアノのポリフォニーを弦楽器で表現するために開発された多弦ギター、管楽器など様々な楽器を自由自在に操るマルチ・ミュージシャンとして、また作曲家として、その類まれな才能と存在で世界中を魅了し続けています。
この作品は名曲「7つの指輪」で幕を明ける80年代後半の大傑作。
ジスモンチのシンセサイザーとバック・バンド、アカデミーア・ジ・ダンサスの生演奏が繰り広げるスリリングな音楽バトル。
壮大な組曲風の構成による斬新なサウンド・アイデアは全く色褪せること無く、むしろ今の時代にこそマッチしています。
これでようやく12枚のブラジルEMI音源のリイシューが完結です。
今なお輝き続けるジスモンチの80年代を、この機会に再発見してみてはいかがでしょうか?