6月19日に発売となったMay J.のカヴァー・アルバム『Summer Ballad Covers』（写真）が、6月18日付のオリコンアルバムデイリーランキングで2位を獲得！ 今年2月に発売されたベスト・アルバム『May J. BEST -7 Years Collection-』の初日ランキング5位から大きな飛躍を見せています。

　昨年からテレビ朝日「関ジャニの仕分け∞」のカラオケ採点対決企画に出演、現在無敗の11連勝中。出演の度にその歌声への注目度が増していたMay J.。このカヴァー・アルバムはそんな番組視聴者からのリクエストに応える形で制作された作品で、番組内で歌唱し大反響を巻き起こした一青 窈「ハナミズキ」、宇多田ヒカル「First Love」、伊藤由奈「Precious」、レ・ミゼラブル劇中歌「I DREAMED A DREAM」のカヴァーが収められているほか、日本テレビ「のどじまん ザ！ワールド」への出演で注目を集めるクリス・ハートをフィーチャーした猿岩石「白い雲のように」のデュエット・カヴァーも収録。発売前から話題となっていました。

　“夏の名曲をミドルからバラードへリアレンジし、May J.が極限まで突き詰めたヴォーカル表現で情感豊かに歌い上げる”ことをテーマに制作されたというこちらのカヴァー・アルバムですが、ピアノ伴奏のみでのTHE BOOM「島唄」、女性アーティストには難しいとされる「少年時代」の完全単独アカペラ、ZONEの「secret base」ではレゲエに挑戦するなど各曲独自解釈のカヴァーに仕上げ、バラエティ豊かな内容に。


　また、共同プロデューサーとしてMay J.版「ハナミズキ」の編曲も手掛けた大島こうすけを迎え、ピアノでDIMENSIONの小野塚 晃、ベースで日野“JINO”賢二、ドラムでJay Stixxなどジャズ / フュージョンのシーンで活躍するトップ・ミュージシャンが参加。「secret base」ではレゲエシーンで人気のRickie-Gのプロデュース / アレンジメントを手がけるYozo、「白い雲のように」はゲントウキの田中 潤、「波乗りジョニー」「渚」をシンガー・ソングライターの佐伯ユウスケがそれぞれアレンジャーとして参加。脇を固める面々も、これまでのMay J.のイメージを覆す人選となっています。

　「カラオケ企画でテクニックに注目が集まる今だからこそ、このカヴァーアルバムでは歌詞にどれだけ感情をこめられるかをテーマに歌と向き合いました」とMay J.が語る本作。「楽曲に宿る魂や歌詞の世界観と向き合うことにひたすら時間をかけた」とのこと。

　9月から全席指定、着座の会場でゆっくり彼女の歌声を堪能できる生バンドでの全国ツアー〈beachwalkers. presents May J. Autumn Tour 2013 〜Best & Covers〜〉を開催するMay J.。こちらも要チェックです。