ダウトがアジア・ツアーのファイナル公演を23日、台湾・台北「LEGACY」で開催。6月12日の台湾・台中を皮切りに、韓国・ソウル、中国・北京、杭州、深祁と廻り、21日は香港、翌日はマカオ、そしてファイナルの台湾・台北と、国をまたいでの3Days公演。
台北公演当日、ダウトは朝5:00に香港を出発し、会場に空港から直で向かうという強行日程。なお、現地の慣習で来台スケジュールは告知されており、空港には多くのファンが集いメンバーを熱く出迎え。
生憎の大雨にも負けじと集まった約500人ものオーディエンスを前に、ライヴはスタート! 1曲目は、最新アルバムのリード曲「歌舞伎デスコ」。移動の疲れも感じさせず、メンバーは全身全霊のパフォーマンスを見せつける。
アンコールでは、各会場での名物となっている玲夏(b)の“ご当地モッシュ”として、ティンタイフォン(小籠包屋さん)モッシュが飛び出すなど盛り上がりも上々。さらには、幸樹(vo)がこのアジア・ツアーのために歌った中国語ver.での「あいするひと」を披露し、ファンと共に歌う感動的なシーンも。そして「シャングリラ」でライヴは終了……と思いきや、アンコールの声は止まず、それどころか益々大きくなり、急遽メンバーはステージへ再登場。いつの間にやら“謝謝 台湾”(ありがとう台湾)と書かれたTシャツ姿に!
幸樹はツアーを振り返って、「このメンバー、このスタッフでなければ乗り越えられなかったし、みんながいたからその苦しさを忘れる位楽しいライヴが出来ました」と、今ツアーが非常に過酷なものであったことを告白。すると、最後の1曲として「今日ここには色んな国の人が集まってくれていると思います。だけど国とか国境とかそんなの関係無くダウトの音楽で1つになろう」と語り、「ONE」へ。
会場からのあまりに大きな声援に、思わず感極まってしまったダウト。「また必ず会いにきます!」そんな言葉で、ダウトのアジア・ツアーは幕を下ろしました!