毎年恒例の自主企画イベント“High Booster”の2003年版が、以前から決まっていた大阪公演に引き続き、東京公演の日程も決定した我らがスーパーカー。大阪公演では、今では彼らとは切っても切れない仲といえる、益子樹がメンバーのひとりである“ROVO”と共演するなど、今から非常に待ち遠しいステージとなりそうな今回の“High Booster”ですが、その同イベントの昨年の模様を収録した、彼ら初のライヴ映像集『HIGH BOOSTER＋UKAWA NAOHIRO Visual Works(仮)』(KSBL-5752\5,565(税込))が11月19日にリリースされることになりました。

　彼らのライヴ映像といえば、ビデオ・クリップ集『P.V.D 2』にボーナス映像として収録されていた「WHITE SURF style 5.」や、シングル「リクリエイション」にCDエクストラとして収録されていた「YUMEGIWA LAST BOY」など、ホントに僅かしか作品化さえていなかっただけに、まさにファン待望と言える今作。赤坂ブリッツにて行われた昨年のライヴの模様を完全収録したという今作には、

(01) Hello
(02) STORYWRITER
(03) OTOGI NATION
(04) Lucky
(05) A.O.S.A
(06) Love Forever
(07) PLANET
(08) WARNING BALL
(09) AOHARU YOUTH
(10) STROBOLIGHTS
(11) YUMEGIWA LAST BOY
(12) WHITE SURF style 5.

　といった楽曲が収録される予定となっており、また、さらにマルチアングル画面として、彼らの「YUMEGIWA LAST BOY」や、あの“ジ・オーブ”と“ドラえもん”を共演させてしまった「フロム・ア・ディスタンス」のプロモーション・ビデオを手掛けた宇川直宏による、彼らのライヴにはもはや必要不可欠であるといえるVJ映像も収録される予定。しかも、さらに嬉しいことに、まだ詳細が不明ではあるものの、彼ら最大のエレクトリック・チューンであった名曲「YUMEGIWA LAST BOY」を手掛けた“まりん”こと砂原良徳がプロデュースを手掛けた、DVDと同時リリース予定のニュー・シングルのPVまでもが今作には収録される予定があるとのこと。このPVも宇川直宏が手掛けているそうで、しかも、今DVDのパッケージ・デザインも彼によるものだとそうなので（そう今回はお馴染みの“Central 67”ではない模様。これはちょっとした事件！）、まさにタイトルとおり、「スーパーカーと宇川直宏の共同作品」と言える作品となりそうです。なお、初回盤にはステッカーが付属されるだけでなく、アートワークも違うみたいですので、ファンはお早めの予約を。楽しみ！