ヨーロッパ屈指のアルト・サックス奏者、
ベンジャミン・ハーマン(Benjamin Herman)のニュー・アルバム
『カフェ・ソロ』(FNCJ-5554 税込2,500円)が7月24日にリリースされます。
クラブ・ジャズ・シーンの先駆け的存在、ニュー・クール・コレクティヴのリーダーとして活躍するベンジャミン・ハーマン。その活動はダンス・グルーヴ界だけにとどまらず、DOXレーベルの重鎮として
ウーター・ヘメルの作品にも参加、
ポール・ウェラーとの共演、エスクワイア誌の「ベスト・ドレッサー2008」に選ばれるなど多方面にわたって人気・実力No.1を誇ります。
最新作『カフェ・ソロ』は、豪華な楽器編成を封印し、自身が「大好きな編成」と公言する、ワン・ホーン、ピアノレス・トリオを実現。自身のルーツであるスタンダード曲を、リスペクトをたっぷり込めて披露しています。また、ワン・ホーンへのこだわりは、尊敬する
ソニー・ロリンズの『ウェイ・アウト・ウェスト』を意識して、サックスを敢えて左チャンネルに定位させる徹底ぶりからもうかがえます。
このシンプルなトリオ編成は、彼のサックス・プレイヤーとしての技量と圧倒的なスイング感を際立たせ、改めて聴き手を圧倒します。
10月には、この新作を携えてトリオで来日公演も決定。この親密な演奏をライヴでも体験できるチャンス、見逃せません。