海上自衛隊東京音楽隊 2013/07/17掲載(Last Update:13/07/18 18:22)
海上自衛隊東京音楽隊に所属する23万人の自衛官唯一のヴォーカリスト、
三宅由佳莉(ソプラノ)。彼女のデビュー・アルバム
『祈り〜未来への歌声』が8月28日(水)に発売されることが決定しました。まずは収録曲より、「祈り〜 a prayer(Piano version)」(ピアノとのデュオ・ヴァージョン)が先行配信中。
アルバムは、海自音楽隊長の
河邊一彦が作曲したオリジナル曲「祈り〜 a prayer」をはじめ、「アメイジング・グレイス」「夢やぶれて(《レ・ミゼラブル》より)」「花は咲く」「ふるさと」など、幅広いジャンルからセレクト。全て、所属する海上自衛隊東京音楽隊の演奏にのせて、ピュアな美声で希望の歌を歌い上げています。
「祈り〜 a prayer」は、東日本大震災によって大切な家族を失ってしまった子供たちや、被災者の方々への応援歌として作曲されたもので、希望がよみがえり、夢が実現され、いつか明るい未来が来ることを祈り、歌われている楽曲。YouTubeでの再生回数はすでに30万回を超えており、問い合わせが殺到したことから、今回のデジタル配信とアルバムの発売が決定したとか。
三宅は、日本大学の芸術学部音楽学科声楽コースから、4年前に自衛官初となる“歌手採用”で海自に入隊。清楚で可憐なルックスと透明感のある歌声から熱烈なファンも多く、“海上自衛隊の歌姫”として注目されています。入隊後5ヵ月間に及ぶ自衛隊の基礎訓練では、ほふく前進やカッター(ボート)訓練、決まった時間の消灯・就寝や起床などの生活に最初はかなり衝撃を受けたとのことですが、「本当に今の仕事に誇りを持っていますし、自分のできることを精一杯やりたいと思っています」と語っており、アルバムについては、「このCDを聴いて、元気になってもらいたいですね。悩んでいたり、不安でいたりすることもあると思うし。でもそういう思いを一人で抱え込んだりせずに、この曲(〈祈り〜 a prayer〉)を聴いて、ちょっとでも、慰めになったり、勇気に変わったり、希望になったりですとか、そういうものになれたらいいかな、と思います」とのこと。
なお現在、特設サイト(
www.universal-music.co.jp/miyake-yukari-jmsdf)では、「祈り〜a prayer」の紹介ビデオを公開中。ビデオを観て感想を応募すると、抽選で三宅由佳莉のサイン入り“海上自衛隊限定キューピー東京音楽隊「三宅由佳莉」バージョン”がプレゼント! ぜひチェックを。