オーディオ・アクティヴ 2003/09/22掲載(Last Update:09/08/25 20:49)
『FUJI ROCK FESTIVAL '03』に引き続き、『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2003 in EZO』にも出演するなど、今夏はイベント三昧であった感のあるジャパニーズ・ダブ界のドン
“オーディオ・アクティヴ”ですが、ことリリース作品に関しても、フジロック会場でのみ買えた限定1,000枚プレスのシングル「FRF EP」を皮切りに、8月には12″シングル「Stoned EP」を1,500枚、9月には7″シングル「FROZEN HEAD」を800枚、それぞれ限定リリースするなどして、マニアを多いに泣かせた彼ら。そんな彼らが前作『SPACED DOLLS』以来、約3年ぶりとなるニュー・アルバム
『Back To The Stoned Age』(BRC-75\\2,625(税込))を10月4日についにリリースすることになりました。
彼らが再びインディーズ・レーベルに復帰して昨年リリースしたミニ・アルバム
『メルト1』もそうでしたが、結局今回も、彼らが勝手ながらに制定した「ハッパの日=8月8日」にリリースが間に合わなかったものの、それでも「樹脂の日=10月4日」のリリースとしたのは、いかにも彼らしいこと(なぜそこまで拘るのかはさて置いて)。また、彼らしいことと言えば、いつものようにスペーシーなんだけど、やはり“ハッパ”も思い起こさせるジャケットのアートワークも、いかにも彼ららしいものなのでファンはご注目を。今回も例によって例のごとく、スペーシーでヘヴィなブレイクビーツ・ダブを基本としながらも、そこに壮大なオーケストレーションや、エクスペリメンタルなブレイクビーツ・サウンドが顔を見せているサウンドとなるそうなので、彼らのファンは元より、ダブ・ファンは要チェックのほどを。なお、収録曲は下記のとおり。
(01) Weedback
(02) Suckers
(03) Stoned Age
(04) Frozen Head
(05) Locomotive
(06) The Red Line District
(07) Viral Voices
(08) Electrick Elves
(09) Intelligent Chimpanzees
(10) Time Shock
(11) Demo Crash
(12) Universal Joint
ちなみに彼らは今後、10月30日からジャパン・ツアーを行なう予定だそうで、また12月には、『Tokyo Space Cowboys』『Happy Happer』『The Way Out Is The Way In』『Apollo Choco』などといった初期作品を復刻する計画があるとのこと。最近では徐々に入手が難しくなってきている作品ばかりなだけに、この復刻も楽しみです。