ポップ・マエストロ、
林 哲司が初めてプロデュースを手がけた、ソフト・ロック・バンド
LOU(ルウ)の唯一のアルバム
『LOU』(COCP-38171 税込2,520円)が初CD化されます。
ルウはギター、ヴォーカルの高橋拓也を中心に結成され、横浜を拠点に活動。ラジオ番組『ライオン・フォーク・ヴィレッジ』に応募した音源が同番組のパーソナリティを務めていたかまやつひろしの目に留まり、1975年“全国フォーク音楽祭”にてグランプリ獲得、翌年1976年、林 哲司プロデュースでデビューしました。
アルバム発売後は積極的にライヴ活動を行ないますが、同年11月シングル『ハーバーライト・ブルー / 苦いタバコ』のリリースの後に解散。
ファーストにして唯一のアルバム『ルウ』は、ヒット・メーカー林 哲司が初めてプロデュースを担当した記念碑的作品。スティーリー・ダンなどの影響を宿し、フォーク、ロック、スイート・ソウルを絶妙にブレンドした洗練されたサウンドは、今聴いてもまったく色褪せることのないポップ・アルバムの名作です。
今回のCD化に際して、アルバム未収録のラストシングル2曲がボーナストラックとして追加収録されました。駆け足で通り抜けた伝説のグループを再発見するチャンスです。