ロバート・グラスパーや
ホセ・ジェイムズ、
エルヴィス・コステロ&ザ・ルーツなど、ジャズという枠には収まらない、現代ジャズの可能性を世に問うような作品を次々と送り出しているブルーノート・レーベル。2014年の創立75年に先駆け、ここ日本からも、それに呼応するプロジェクト、
松浦俊夫 presents HEXが、11月20日(水)発売のアルバム
『HEX』(TYCJ-60019 税込2,835円)をもってデビューします。
指揮をとるのは、クラブDJの松浦俊夫。DJユニット、
United Future Organization(U.F.O.)のメンバーとして、1990年代初頭より日本のクラブ・シーンを牽引し、ジャズを踊る音楽として日本から世界へ発信し続けてきたシーンの重要人物。
アルバムは、松浦のディレクションのもとオリジナル5曲と、ブルーノートのカヴァー3曲で構成。オリジナルは、ジャズで踊るダンサーたちのステップが目に浮かぶ「ジャズステップ」、クラブ・シーンでも人気の高い
ハービー・ハンコックのブルーノート・ナンバー「サコタッシュ」へオマージュを捧げた「スイート・フォー・ザ・ヴィジョナリー」、アラブ風メロディのワルツからドラムンベースの強力なビートに変化する「ダハシュール・ワルツ」、U.F.O.の名曲「コズミック・ジプシー」を想起させるブラジリアン・フレーヴァーの「トロピカリア 14」など、聴く者の五感を存分に刺激するナンバーが満載です。
また、松浦のDJならではのアンテナによりオファーした、3人の個性豊かなゲスト・ヴォーカリストを迎えたブルーノートのカヴァーも話題。
EGO-WRAPPIN'の
中納良恵は、ブルーノートの名ピアニスト、
ホレス・シルヴァーが1962年に発表した「ザ・トーキョー・ブルース」に、新たに日本語詞を書き下ろし「オーサカ・ブルース」としてカヴァー。そして、先日の来日公演も好評だったブラジルの巨漢グル―ヴ・マスター、
エヂ・モッタは同曲をホレス自身が書いたオリジナル英語詞で歌っています。なお、この2曲には
東京スカパラダイスオーケストラから
NARGO、
GAMOのホーンが加わり華を添えています。さらに、ブルックリンを拠点とする注目の叙情派シンガー・ソングライターの
グレイ・レヴァレンドが、ヴィブラフォン奏者
ボビー・ハッチャーソンの1969年発表の『ナウ!』に収録されたスピリチュアルでフォーキーな「ハロー・トゥ・ザ・ウィンド」を浮遊感あふれるヴォーカルでカヴァー。アルバムの出来栄えを絶賛した
ジャイルス・ピーターソンが、自らホストを務めるイギリスのBBC Radio 6『ワールドワイド』でアルバムから2曲を先行オンエアするなど、早くも世界的な注目を集めています。
かつて80年代末に
ケニー・ドーハムの「アフロディジア」がロンドンのダンス・フロアを沸かせたように、ブルーノートとクラブ・シーンは強い関係を築いてきました。それから四半世紀経った2013年、その最新形をHEXが東京から世界に向けて発信!アルバム発売に先駆け、11月1日(金)に東京・恵比寿 LIQUIDROOMにて開催される、ジャイルス・ピーターソンとJ-WAVEとタッグを組んで送る音楽の祭典〈WORLDWIDE SHOWCASE〉にて、初のライヴ・パフォーマンスを世界初披露。見逃せません!