10月23日に3rdアルバム
『ショパン:バラード』(SICC-10191 税込3,000円)をリリースしたピアニストの
河村尚子。このリリースを記念して、10月27日(日)13時より東京・タワーレコード渋谷店7階にてミニコンサート&サイン会が開催されることになりました!
セカンド・アルバムのリリースから2年。欧州ロマン派ピアニズムの真髄を描き尽くす待望の3rdアルバムには、
ショパンの4つの「バラード」に加え、ショパンと
シューベルトの歌曲をリストがピアノ独奏用に編曲した5曲を収録。
それぞれが独自の風貌を備え、ショパンの作品の中でも「24の前奏曲」と並び立つ深遠な傑作であるバラード4曲は、河村の現在の充実ぶりを披歴するのに相応しい音楽。歌曲では、河村のもっとも得意とするしなやかな“うた”の魅力があふれ出ています。
2013年の河村は、
アレクサンドル・ラザレフおよび
ユーリ・テミルカーノフというロシアの2大巨匠と
ラフマニノフの王道コンチェルトを演奏し、さらに
クレメンス・ハーゲンとのデュオ・ツアーで室内楽の手腕にも磨きをかけるなど、充実の度合いをますます深めています。10月には名門
チェコ・フィルの定期にデビュー、さらに同じコンビでの日本公演(11月3日 神奈川・ミューザ川崎シンフォニーホール)も予定されるなど、活動の幅をさらに広げつつある河村。2014年は日本デビュー10周年となり、その芸術の深化が期待されます。