ザ・ビートルズ 2003/10/23掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
ザ・ビートルズ史上初、日本先行発売となった
『レット・イット・ビー...ネイキッド』(写真)の発売が待たれる今日この頃ですが、そんなところへ思わぬ朗報。なんと! ビートルズの全オリジナル・アルバムがアナログ盤にて復刻するという特報です。しかも、くだんの『〜ネイキッド』も同時にアナログ化。おまけに、CD編集盤2作までもが初のLP仕様になるのです。
彼らの栄光の軌跡が垣間見えるその対象16作品は、以下になります。
『レットイット・ビー...ネイキッド』(TOJP-60121〜2)
(本来の姿を再現した、話題の「新作」。Disc 2の内容に期待)
『プリーズ・プリーズ・ミー』(TOJP-60131)
(ほとんどの曲がたった一日で録音されたという、記念すべきデビュー作)
『ウィズ・ザ・ビートルズ』(TOJP-60132)
(ジャケット・パロディが最も多い、本格的ヒットに乗り出す記念作)
『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』(TOJP-60133)
(初主演映画作品となった、初の全曲オリジナルによる同名映画サントラ)
『ビートルズ・フォー・セール』(TOJP-60134)
(タイトルとジャケが印象的な、フォーキーなたたずまい。ジョージ大活躍)
『4人はアイドル HELP!』(TOJP-60135)
(主演映画第2弾のサントラ。個々人の作風が個性を見せはじめる)
『ラバー・ソウル』(TOJP-60136)
(スタジオ作業が本格稼動していく。自分達を皮肉ったタイトルも秀逸)
『リボルバー』(TOJP-60137)
(ロック史上、最も革命的なアルバムのひとつ)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』(TOJP-60138)
(実質的な、ロック初のコンセプト・アルバム。プログレの祖?)
『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』(TOJP-60139〜40)
(ほぼ個々人のソロをあわせたに等しい、喧騒にまみれた傑作)
『イエロー・サブマリン』(TOJP-60141)
(ジョージ・マーティン大活躍、ロック史上初のアニメ・サントラ)
『アビイ・ロード』(TOJP-60142)
(代表曲、メドレー、ジャケ・・・すべてが有名な実質上のラスト・アルバム)
『レット・イット・ビー』(TOJP-60143)
(セッション・テープをフィル・スペクターが蘇生させたラスト・アルバム)
『マジカル・ミステリー・ツアー』(TOJP-60144)
(サイケ期を凝縮した、意外と傑作曲ぞろいのアメリカ編集サントラ)
『イエロー・サブマリン・ソングトラック』(TOJP-60145)
(大胆なリマスターと選曲が話題を呼んだ、歌モノ・サントラ)
『ザ・ビートルズ 1』(TOJP-60146)
(英米でNO.1ヒットになったシングルのみを集めた編集盤)
このカタログの中では、最初のひとつと最後のふたつが入っているのがポイント。この3アイテムはもちろん日本未LP化ですから、コレクター必須となるでしょう。特に『〜ネイキッド』はアナログ発売を願っていた! という方も多いはず。
なお、このLP復刻は「英国オリジナル仕様で」というわけではないので、『マジカル・ミステリー・ツアー』はEP2枚組ではなくLP1枚モノ。『レット・イット・ビー』もボックス仕様ではありません。現在のCDカタログからアナログ化したものと思えば納得でしょうね。
これらはそれぞれ、1枚ものは\2,548(税込)、2枚組は\3,670(税込)にて12/10(水)にリリースされます(価格は全て予定)。とくに限定とは銘打っていませんが、アナログ盤は限定も同然。さっそく、予約に走りましょう。