10月に23年ぶりの単独コンサートを大喝采のうちに終え、その変わらぬ美しい歌声とヒット曲の数々で観客を魅了した
薬師丸ひろ子。単独コンサートのステージ上で、自ら選曲したセレクション・カヴァーアルバム
『時の扉』を12月4日にリリースすることを発表しましたが、アルバムのジャケット写真が本日公開になりました。
本人自らがすべての選曲に携わったセレクション・カヴァーアルバム『時の扉』は、ドラマ『篤姫』『江〜姫たちの戦国〜』映画『冷静と情熱のあいだ』など、数多くのドラマ劇伴や映画音楽を手掛ける
吉俣 良がアレンジを手掛けたことでも話題となっています。なかでも、今なお愛され歌い継がれる薬師丸ひろ子のデビュー作であり、本人主演映画主題歌として大ヒットした「セーラー服と機関銃」を、“ノスタルジア・バージョン”として異国情緒漂う吉俣のアレンジで30年ぶりに新録として収録されていることにも注目です。
アルバムには「故郷」「浜辺の歌」「椰子の実」「仰げば尊し」などの誰もが知る日本の名曲をはじめ、1940年代の古き良きスタンダードナンバーまでを今も色褪せぬ輝きを放つ名曲の数々を収録予定。なかでもドヴォルザークの「我が母の教え給いし歌」(1880年)では、薬師丸ひろ子自らが作詞を手掛けたことにも着目。
「歌を聴くことによって、いろんな扉を開けて、いまと過去を、そして未来を繋げてもらいたい」という想いが込められたこのアルバム。薬師丸ひろ子の唯一無二の歌声と吉俣良のアレンジが一体となり、過去から未来へと歌い継がれる珠玉の名曲が詰めこまれた秀逸な内容となっているので、ぜひご期待ください。
また、チケット争奪となった23年ぶり単独コンサートの模様を、DVD&Blu-rayで2014年1月29日に発売することも決定。ライヴ映像としては1990年に発売した『1990 Concert「Heart's Delivery』以来、23年ぶりの作品となります。ライヴ映像の発売に先駆けて、今月11月29日(金)にNHK BSプレミアムで『薬師丸ひろ子 35周年アニバーサリーコンサート』特番がオンエアされることも発表になっているので、お見逃しなく。