1980年代〜90年代、
オアシス、
プライマル・スクリーム、
マイ・ブラッディ・バレンタインなどが輩出した「クリエイション・レコーズ」の創始者として、現代に連なるUKロックの礎を築いた伝説のプロデューサー、
アラン・マッギーが新たに立ち上げたレーベル「359MUSIC」から、2014年UKロック界最注目の新人、
ジョン・レノン・マカラー(John Lennon McCullagh)のデビュー・アルバム
『ノース・サウス・ディヴァイド』が1月22日(水)に発売されます。
ジョン・レノン・マカラーは現在弱冠15歳ながら、ロック・マニアの父親の影響で常にロックが流れる家庭に育ち、中でも11歳のときに出会った
ボブ・ディランの声、曲、歌詞すべてに惚れ込み、当時住んでいたオーストラリアでのツアーには父親と一緒に9ヵ所の会場について旅行したほど。そこで受けた衝撃がきっかけとなり、自分でギターを手に取って歌いはじめました。
そして14歳の頃、しばらく音楽の世界から離れていたアラン・マッギーが、たまたまライヴ・ハウスでジョンがボブ・ディランやオアシスのカヴァーを歌っているのを見て、「今すぐ自分で曲を書きはじめ方がいい」とアドバイスしたことからジョン・レノン・マカラーのアーティストとしての人生がスタート。アラン・マッギー自身も“次にレーベルをやる時にはこの坊やと契約しよう”とその時心に決めたとおり、翌2013年に立ち上げた新レーベル“359MUSIC”の第一弾アーティストとしてジョンを迎え、デビュー・アルバム『ノース・サウス・ディヴァイド』がアラン・マッギー自らのプロデュースで制作されました。その全12曲すべてがジョンの作詞・作曲であり、シンガー・ソングライターとしての才能の片鱗を惜しみなく詰め込んだアルバムとなっています。また、シングル「ノース・サウス・ディヴァイド」ではイギリスの南北格差問題をテーマにするなど、そのディラン仕込みの反骨精神に対しても
ビリー・ブラッグや
ボーイ・ジョージ、
コートニー・ラヴらがツイッターなどを通して賞賛の声を寄せています。
ジョン・レノン・マカラーは2013年にはイギリス各地でライヴを重ね、
ザ・ストライプスや
ベイビーシャンブルズのサポート・アクトなどでUKロック界で話題を集めはじめ、アラン・マッギーの新レーベル“359MUSIC”スタートのニュースとともにUK音楽メディア席捲。
ジェイク・バグ、ザ・ストライプスらに呼応する、ルーツ志向の強いネクスト・ジェネレーションの一角としてすでに熱い注目を集めています。
1月22日(水)に発売となる日本盤(VICP-65206 2,100円 + 税)にはボーナス・トラックとして、UKで7インチシングルのB面として収録されたボブ・ディランのカヴァー「戦争の親玉」、未発表オリジナル曲「シー・シングス・ザ・ブルーズ」の2曲が追加収録されます。