ロック・フォーマットでの音量・音圧の限界に挑むGreg AndersonとStephen O'Malleyによるスーパー・ロウ・フリーケンシー・ギター・デュオ
SUNN O)))と、黎明期から続くノルウェイジャン・ブラックメタルをポップ・フィールドやクラシカルにまで拡張する“Garm”ことKristoffer Rygg率いる
ULVER。“メタル”というカテゴリをハイアートの分野からも注目せざるを得ない状況にまで変化させた両雄による夢のようなコラボレート作品『Terrestrials』(写真)が、いよいよリリース。
国内盤(DYMC-211 3,200円 + 税)が2月5日(水)に発売となります。
SUNN O)))は
Oren Ambarchiや
灰野敬二、NURSE WITH WOUND、
PAN SONIC、ULVERはChristian Fennesz、Maja S.K. Ratkje、
JAGA JAZZISTといったフィールドを越えたコラボレートワークを繰り返し、SUNN O)))
『Monoliths & Dimensions』とULVER
『Messe I.X - VI.X』は共に大規模はオーケストレーションとの共演となっているなど、スタイルは違えど多くの共通点を持つ両者。現在、アルバムのbandcamp(
sunnulversl.bandcamp.com)では収録曲「Eternal Return」の一部が公開されていますが、これを聴く限り、David Sylvianに通じるニューウェイヴィなリリシズムとルーツであるブラックメタルの世界観を併せ持つULVERと、“暗黒神”と名高いSUNN O)))のパワー・アンビエントは完全なる融合を果たしているようです。
国内盤は、全世界完全未発表音源を収めたボーナス・ディスクが付属するエクスパンデッド仕様。こちらの音源には
MAYHEMでの来日も間近のAttila Csiharも参加しており、ファン必携です。
■2014年2月5日(水)発売
SUNN O))) & ULVER
『Terrestrials』DYMC-211 3,200円 + 税
[disc1]
01. Let There Be Light
02. Western Horn
03. Eternal Return
[disc2(日本盤ボーナス・ディスク)]
01. Eternal Return(Rough 2009)
02. Fidelio(Experiment 2009 feat. Attila Csihar)