ブルーノート、リヴァーサイドと並ぶ、ジャズ三大レーベルのひとつ“プレスティッジ”は、ジャズ・レコード店主だったボブ・ワインストックによってニューヨークで創立されました。1949年1月11日に
リー・コニッツ(as)と
レニー・トリスターノ(p)をリーダーとするクインテットが記念すべき初録音「サブコンシャス・リー」を行ってから今年で65周年を迎えました。
ユニバーサルミュージックでは、昨年6月より新たな再発シリーズ「プレスティッジ7000番台クロニクル」を展開中。ブルーノート1500番台と並ぶモダン・ジャズ最重要シリーズであるプレスティッジ7000番台を、世界で初めて番号順にCD再発する“快挙”というべきこのシリーズは、日本のみならず世界中のジャズ・ファンの間で話題になっています。
この1月より待望の第2期がスタートし、3月にかけて50タイトルがリリースされます。今回は、
『サキソフォン・コロッサス』(
ソニー・ロリンズ)はじめモダン・ジャズ黄金期の名盤が目白押しのラインナップとなっています。
さらに、イタリアの人気クラブDJ / プロデューサーの
ニコラ・コンテが選曲したコンピレーション
『ニコラ・コンテ・プレゼンツ ミスティック・プレスティッジ』(UCCO-4085 2,400円 + 税)も1月29日(水)にリリース。屈指のジャズ・レコード・コレクターであるニコラが、プレスティッジの膨大な音源の中から11曲を厳選。レーベルのディープでエキゾチックな側面に光をあてた、ジャズ・ファンもクラブ・リスナーも必聴の内容になっています。