NHK BSプレミアムでは昨年9月から、本国アメリカではABC系列にて2011年より放送中のファンタジーTVドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム」をオンエア中(毎週木曜 23:15〜)。「白雪姫」「赤ずきん」「ピノッキオの冒険」といった名作童話の主人公たちが呪いの魔法によっておとぎの国の記憶を失い、現代のアメリカで生活しているという設定のストーリー。メイン州のどこかに位置するという街“ストーリーブルック”を舞台に、現実とファンタジーが目まぐるしく交差する物語が繰り広げられます。番組のスペシャル・サポーターを務める
中川翔子が歌う日本版主題歌
「Once Upon a Time -キボウノウタ-」にも注目です。
「ワンス・アポン・ア・タイム」は、『トロン: レガシー』を手がけた
アダム・ホロウィッツ&
エドワード・キッツィスのコンビが製作。白雪姫と王子の間に生まれた宿命を背負う主人公“エマ・スワン”は、人気TVシリーズ「Dr.HOUSE」でのアリソン役や、
J.J.エイブラムス版『スター・トレック』(2009)でカークの母親ウィノナ・カークを演じた
ジェニファー・モリソンが務めています。
放送は2月20日(木)の第1シーズン最終話(第22話)に向けていよいよ佳境に突入。今後の展開をお見逃しなく。
[エマ・スワン役ジェニファー・モリソン インタビュー]――「ワンス・アポン・ア・タイム」で、一番困難に感じることは何ですか?「仕事自体は最高に楽しいわ。ジニファー・グッドウィン(白雪姫役 / メアリー・マーガレット役)とは長年の友達なの。“仲の良い人と肩を並べて仕事できる、ってことがいかに楽しいことか!”を味わっているわ。こんな機会、滅多にないことだしね。優秀な役者さんが集まっている群像劇で、脚本もとても良く書けていて、役者冥利にも尽きるし……申し分のない職場よ。敢えて言うなら、カナダで撮影しているから、ホームシックになるってことかな。映画の撮影なら数ヶ月で終わるけど、9カ月の外国暮らしと言うのが、一番辛いかな?」――世界中で知られている白雪姫の娘を演じるにあたって、プレッシャーを感じますか?「考え出すときりがないので、考えないようにしてきたけど(笑)、大統領の子供ってどんな感じ?って聞くのと同じじゃないかしら?その体験しかしたことがない訳だから、比べようがないわ。ロックスターの子供とか、超有名なセレブの子供になった気分を想定しているの。親が有名でも、生きる過程は一緒だし、悩みや心配ごとも、普通の人と変わらないし……どっちかと言うと、人間味たっぷりに演じるよう心がけてるわ」――シーズン1の後半の見所を教えてください。「シーズン1は、何もかもが新鮮で語り口もユニークでわくわく度が高かったわ。エマはずっと“あり得ない!”って疑ってきた訳だけど、シーズン1の後半では、少しずつ証拠が出て来て、ヘンリーの言うことがまんざら嘘ではないと気が付くの。懐疑度100パーセントだったエマがヘンリーを信じるようになると、ストーリー展開が180度転換するわ。ストーリーブルックの住人全員が危険にさらされる劇的なフィナーレに1歩ずつ近づいて行くのがシーズン1の後半よ。しかも、最後は「崖っぷち」の結末が待っているの。絶対に見逃せないわ!シーズン1はアクションも盛り込まれていたけど、キャラ達の気持ちにも次々と新展開が畳み掛けられてきて、遂にクライマックスを迎えるわ。言い換えると、シーズン1は、ジェットコースターの昇りの部分を演じているような雰囲気だったの。17、8話くらいまでは、どんどん昇り詰めて行って、後は、急降下あるのみ!乞うご期待!」(c)ABC Studios