2月に開催を控える〈第64回ベルリン国際映画祭〉(2月6日〜2月16日)のクラシック部門にて、
小津安二郎監督の生誕110年・没後50年を記念し、『秋日和』(1960年)のデジタル修復版が上映されます。
昨年のベルリン国際映画祭での『東京物語』から、カンヌ国際映画祭の『秋刀魚の味』、ベネチア国際映画祭の『彼岸花』と、小津監督作が世界3大映画祭のクラシック部門で4回連続選定上映されるという快挙に!
また〈第38回香港国際映画祭〉では“小津安二郎レトロスペクティブ”として小津監督作、『お早よう』(1959年)、『秋刀魚の味』(1962年)、『彼岸花』(1958年)、そして『秋日和』のデジタル修復版が上映となるとのこと。
松竹は「東京国立近代美術館フィルムセンター」と共同で、小津作品カラー4作(『秋刀魚の味』、『彼岸花』、『秋日和』、『お早よう』)を4K解像度(4096×3112)によるスキャンを取り入れたデジタル修復作業を行なっており、
『秋日和』、
『お早よう』のデジタル修復版は3月8日にBlu-rayが発売。すでに発売中の
『秋刀魚の味』、
『彼岸花』と併せ、4作品をBOXに収めた
『COLOR 4 OZU 永遠なる小津カラー』も同日に発売される予定です。
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