シンガー・ソングライター兼ヴァイオリニスト、そして大人気ストリングス・アレンジャーとしての顔も持つ、カナダが生んだ天才ミュージシャン、
オーウェン・パレット(Owen Pallett)が約4年振りのニュー・アルバム『イン・コンフリクト』(品番・価格未定)を、5月7日(水)に発表します。
2010年に行われた初単独公演は完全ソールドアウト、2012年に開催した第1回ホステス・クラブ・ウィークエンダーでも満員の観客を魅了し、ここ日本でもその人気の高さを証明したオーウェン。
アーケイド・ファイアの数々の名作はもちろん、
テイラー・スウィフトから
リンキン・パーク、
ザ・ナショナルに
フランツ・フェルディナンドまで、さまざまな話題作のストリングス・アレンジを手掛け、
スパイク・ジョーンズ監督の映画『her / 世界でひとつの彼女』に提供したオリジナルスコアが第86回アカデミー賞作曲賞にノミネートされるなど、今や人気アレンジャーとしても大忙しの彼が、ついに前作
『ハートランド』以来となる通算4作目のフル・アルバムを完成。
ブライアン・イーノや
チェコ・フィルハーモニック管弦楽団も参加した本作は、オーウェン本人の言葉によると「“精神異常”を前向きにとらえた作品」だといいます。「鬱や依存症、ジェンダー問題、創造性……そういったものをポジティヴで憎めない、共感できるものとして表現しているんだ。そういうことって、望ましい生き方とは程遠いかもしれないけれど、ほかのいろいろなことと同じ様に、やはり大切な経験だし、人間らしさそのものだから」
マット・スミス(b)、
ロビー・ゴードン(ds)の2人のリズム・セクションのバックアップのもと、ヴォーカル、ストリングス、エレクトロニクスを駆使し生み出された唯一無二のサウンドを詰め込んだ本作『イン・コンフリクト』。現在新曲をフィーチャーしたアルバムのトレイラー映像(
youtu.be/5_wHDduVIxQ)が公開中ですので、まずはこちらをチェックしてみてください。
(c)Peter Juhl