ブラッド・メルドー(Brad Mehldau)のニュー・プロジェクトはジャズ・ドラマー、マーク・ジュリアナ(Mark Guiliana)とのエレクトリック・デュオ。彼らのデビュー・アルバム『MEHLIAHA: TAMING THE DRAGON』(輸入盤)がNONESUCHレーベルから2月25日(火)にリリースされます。
いつものピアノではなく、フェンダー・ローズとシンセを弾きまくるブラッド・メルドーに、ユニークで妥協を知らない実験的なアプローチで米「MODERN DRUMMER」誌に“ドラミングのエキサイティングなニュー・スタイルの最前線に立っている”と評されたドラムとエフェクト担当のマーク・ジュリアナ。2人は数年にわたって一緒にパフォーマンスを行っており、今秋もアメリカ・ツアーを行なったばかり。
12曲を収録したこのデビュー・アルバムのプロデューサーはカニエ・ウエストやジョン・ブリオンを手がけたグレッグ・コラー。収録曲のうち6曲はデュオでの作曲、残り6曲はメルドーの作曲によるものです。
自身のトリオや、アーティストのコラボレーションなどジャンルにとらわれない音楽的実験を繰り返しながら、みすからの音楽性をどんどん広げ、また進化させているメルドーにジュリアナ。MEHLIANAにおいても、ジャズや現代音楽といった範疇を超えた、真の意味でのプログレッシヴ・ミュージックを繰り広げています。 まさにこれは新たな音の錬金術!