日本からは
「舟を編む」(
石井裕也監督 /
松田龍平・
宮崎あおい主演)の出品が話題となった2014年〈アカデミー賞〉“外国語映画部門”に、チリ代表として選出された映画「グロリアの青春」。惜しくもノミネートは逃したものの、近代チリ映画を代表する作品として注目を浴びている同作が、3月1日(土)より日本公開スタート。
「グロリアの青春」は、第63回ベルリン国際映画祭にて銀熊賞・主演女優賞を受賞したベテラン女優、パウリーナ・ガルシアが主演を務めるヒューマン・ドラマ。息子も娘も独立、夫とは離婚し独り人暮らしをする主人公・グロリアの生き方を、繊細かつパワフルに描きます。
ヌードやベッド・シーンも辞さないパウリーナの体を張った演技や、ポジティヴな後味のストーリーが高く評価されている同作は、劇中で
アントニオ・カルロス・ジョビン「三月の水」、
ヒタ・リー「Lanca Perfume」、
ドナ・サマー「I Feel Love」、
マーラー「交響曲第5番 第4楽章」といった名曲群を使用。ことに、2014年〈アカデミー賞〉にノミネートされている
レオナルド・ディカプリオ主演映画「ウルフ・オブ・ウォール・ストリート」でも印象的に挿入されていた
ウンベルト・トッツィ「グロリア」は、象徴的な楽曲としてストーリーを彩っています。こちらも要注目のポイントです。
(c)2013 Fabula-Muchas Gracias