90年代に活動していたバンド、
Co/SS/gZ(COPASS GRINDERZ / コーパス・グラインダーズ)のまさかの15年ぶりの活動再開を機に、96年、97年にキングレコードからリリースされながらも長年廃盤状態だったオリジナル・アルバム2作『Kr/A/sH!』、『rock'n'roll』が4月23日に再発されることが明らかになりました。
コーパス・グラインダーズはベースレス、トリプルギター+ドラムという驚異の編成から繰り出される超重量リズムと凶暴ヘヴィリフで、90年代に圧倒的な破壊力をぶちかましたオルタナ・ジャンク・ノイズ・ハードコアの怪物ともいえるバンド。89年に結成、ZERO(vo、g)を中心に、今や
CHARA、
UA、
椎名林檎などのバックも務める
名越由貴夫(g)、
bloodthirsty butchersの
吉村秀樹(g)、
fOULや
BEYONDSの大地大介(ds)という何とも凄まじい面々を擁し、インディーズながら全米ツアーを敢行、海外レーベルからの音源リリース、
UNSANE、
BECK、
MUDHONEY、
ROCKET FROM THE CRYPTら名だたる海外アーティストからも絶賛を受けています。そんなコーパス・グラインダーズが長年の沈黙を破り突如復活、5月25日に東京・新代田FEVER、6月28日に大阪・心斎橋Live House Pangeaにてライヴを行なうことが発表されました。
今回の再発にあたっては、ZERO、名越の監修、オリジナル盤のマスタリング・エンジニアだったキング関口台スタジオの安藤氏による、尋常でない音圧仕様でのリマスタリングを施し、一部曲の入れ替えとともに、貴重なボーナス・トラックを追加。合計トラック数は2倍超、収録尺も約2倍、音圧にいたっては???倍にも達してしまった恐ろしい音盤となっている模様。
(COPASS GRINDERZ 1997, photo by MEGUMI SAKAI)