ザ・ビートルズ『アビイ・ロード』や、
ピンク・フロイド『狂気』のエンジニアとして知られていたアラン・パーソンズ(key、g)が、シンガー・ソングライター&ピアニストとして活躍をしていたエリック・ウルフソン(vo、key)と1975年に結成した、
アラン・パーソンズ・プロジェクト(The Alan Parsons Project)。そんな彼らの11枚組BOX
『アラン・パーソンズ・プロジェクト―コンプリート・アルバム・コレクション』(輸入盤)が4月1日(火)に発売されます。
本BOXは、1976年から1987年までにわたる全活動期を網羅。デビュー作『怪奇と幻想の物語〜エドガー・アラン・ポーの世界』(1976年)と、『アイ・ロボット』(1977年)から『ガウディ』(1987年)までの名盤9作というスタジオ名盤10作を初めて全コンパイル。
BOX最大の目玉は、5thアルバムとしての発売を予定されていながらお蔵入りとなった未発表作品『ザ・シシリアン・ディフェンス』が収録されること。作曲とレコーディングがたったの3日で行なわれたという本作、無調性や不協和音を駆使した、複雑かつ渾身の内容に。
マスターテープは1981年3月にアリスタに納品されたまま、物議を醸しながらも30年の間公開されず、収録曲「エルシーズ・テーマ」のみ『イヴの肖像(エクスパンデッド・エディション)』のボーナストラックとして収められたことはありましたが、アルバムとしてリリースされるのは今回が初。
なお、収められているアルバムは紙ジャケット仕様、豪華ライブラリー・ボックスはアラン・パーソンズ本人が監修。また、ライナーノーツも本人が執筆したものとなっており、未発表のものを多く含むレアな写真も含まれています!