幅広いフィールドを横断しながら、独自の美学に貫かれたエレクトロニック・ミュージックを主軸に世界的な活動を展開するサウンド・アーティスト、
Kyoka。
Carsten Nicolai、Olaf Bender、Frank Bretschneiderが主宰する名門「raster-noton」(
www.raster-noton.net)よりリリースの2012年作EP
『iSH』が好評の彼女が、2010年の『3 ufunfunfufu』以来4年ぶりとなるフル・アルバム『IS(Is Superpowered)』(写真)をリリース。ボーナス・トラックのダウンロード・クーポンが付いた
国内盤(PDIP-6543 2180円 + 税)が3月16日(日)発売。
ライヴ・パフォーマンスを踏まえて制作されたという本作は、『iSH』を圧倒的に上回るフィジカルなグルーヴに満ちた仕上がり。破壊的な低音に導かれたフロアライクなラフネスを醸し出しながらも、センシティヴに作り込まれた各パートのディティールは一瞬たりとも聴き流せない存在感。ホットタッチ・ノイズやインダストリアル・ビート、謎めいたヴォイス、ラップまでをフラットに織り込み、すべてをKyokaスタイルの原料として精錬し尽くしています。Frank Bretschneiderが『iSH』に引き続きプロデューサーを務めるほか、
TO ROCOCO ROTのRobert Lippokも参加。名匠両名の手腕にも注目です。