スクエアプッシャー(Squarepusher)が、3体のロボットで構成されたバンド、Zマシーンズとのコラボレーション・アルバム『ミュージック・フォー・ロボット』(BRE-49 1,500円 + 税)を4月5日(土)に発表します。
Zマシーンズは、2013年の夏、人間の身体能力の限界を超えた高度な音楽パフォーマンスの実現を目指し、3体のロボットで構成されたバンド。本プロジェクトの音楽プロデューサーを務める松尾謙二郎氏から、プロジェクトへの参加を要請されたスクエアプッシャーこと鬼才トム・ジェンキンソンは、78本の指でギターを弾くギタリストと22個のドラムを叩くドラマーに生演奏させて作る音楽という未開の可能性に強く惹かれ、参加を快諾。“エモーショナルなマシーンミュージック”という未知の領域を切り開く楽曲として、Z-MACHINESが演奏する「Sad Robot Goes Funny」を書き下ろしました。2013年7月にはFREEDOMMUNE 0<ZERO> ONE THOUSAND 2013でその衝撃的なパフォーマンスが披露され、アジア最大の広告祭〈Spikes Asia〉でDIRECT部門金賞を受賞。Z-MACHINESは第17 回文化庁メディア芸術祭で審査委員会推薦作品にも選出されています。
しかし、スクエアプッシャーと日本の開発チームは、さらなる可能性を追求し続け、今度はスクエアプッシャーからの働きかけで、コラボレーションの継続が決定。その後1ヵ月の間に新たに4曲が書き下ろされ、データのやり取りやレコーディングなどを経て、『ミュージック・フォー・ロボット』が完成しました。