その唯一無二な音楽性とライヴ・パフォーマンスで、日本のみならず世界中から共鳴され続けているバンド、
DIR EN GREY。1月22日(水)に発表した27枚目のシングル
「SUSTAIN THE UNTRUTH」のジャケットでは、正体不明の宇宙人のように見える生物が不敵な表情で凝視しています……。その彼の名は“嘘の化身”。何者なのか、明らかにされていませんが、どこかの惑星に時空を超えて存在するイメージが“嘘の化身”だとのこと。能面のように怒っているのか、笑っているのか、悲しいのか、人によって、その時の気分によって見え方が違ってくる“SUSTAIN THE UNTRUTH(=嘘を継続する)”。
そして、さる3月8日(土)には、DIR EN GREYの日本武道館ライヴ開催を記念し“化身”が渋谷、新宿、原宿など都内各所に出没したとのこと。ジャケットからそのままの姿で飛び出したこの生物は、“SUSTAIN THE UNTRUTH(=嘘を継続する)”というタイトルの通り、人間のエゴや社会の闇が生み出す嘘が具現化された“嘘の化身”……。街を行き交う人々に、「嘘をつき続けるのが人間と社会の本質」というメッセージをつきつけるかのように不気味にたたずんでいました。
“嘘の化身”は武道館にも突如出現。会場にいたファンからは困惑しながらも、周囲に殺到。DIR EN GREYらしい不気味なサプライズに、ファンは恐る恐る写真を撮影したり触れ合ったりと、“SUSTAIN THE UNTRUTH”の世界観をライヴ前に堪能していました。また、DIR EN GREYの世界観を表現するオブジェなどの展示も。
メジャー・デビューから15年が経てもなお、ストイックな音楽への姿勢で絶えず進化し続けているDIR EN GREY。4月23日(水)にはドキュメンタリー映像作品『TOUR 13 GHOUL』が発売、また、昨年末にメンバーの京(vo)がソロ・プロジェクトとして始動させた新バンド“
sukekiyo”が4月30日(水)に1stアルバム
『IMMORTALIS』をリリースすることも決定しています。
常に破壊と再構築、そして得体の知れない不気味な世界を作り出し続けるDIR EN GREYの音楽的メッセージは、思想や観念さえも超越し続けています。