昨年は復活を果たした
ya-to-iのアルバム
『Shadow Sculpture』への参加、カセットでのアナログ・ミックスとデジタル・ミックスをどちらも収録するという前代未聞の仕様が好評となったオリジナルEP
『海へ行こうか』のリリース、そして神出鬼没の精力的なライヴ・パフォーマンスと、話題を振りまいたシンガー・ソングライター、
柴田聡子。彼女がいよいよデビュー・アルバム
『しばたさとこ島』以来となる2ndアルバム『いじわる全集』(CD SBTD-0001 2,300円 + 税)を5月21日(水)にリリースします。
『いじわる全集』は、近年のライヴで披露していた楽曲を自らレコーディング、ほぼ全編に亘り弾き語りで制作。新曲16曲を収めたヴォリューム満点の作品となっています。2曲では
テニスコーツ・
植野隆司がエレクトリック・ギターをプレイ。マスタリングは“夏の大△”でのパフォーマンスやソロ作品
『Phenomenal World』も好評の
大城 真が担当し、バックアップも強力です。
また4月19日(土)には、同日の“RECORD STORE DAY”を記念してアルバム収録曲「いきすぎた友達」を7inchヴァイナル(NRSP-712 1,500円 + 税)として先行シングルカットすることも決定。B面にMAHOΩのカヴァー曲「しかけの恋」が収められているほか、同内容の8cmCDも付属するという豪華仕様となっています。こちらは初回限定プレスとなっておりますので、お早めにお買い求めを。
8月11日(月)には、東京・日本橋劇場(日本橋公会堂)にてアルバムの発売を記念したライヴの開催も決定している柴田聡子。今後の動向にも要注目です。

写真: 大野真人
[柴田聡子 コメント]このアルバムを録ろうと思って、家でひとりでデモを録ったのが、2012年の12月30日。年をまたぐ頃、デモが完成。今回参加していただいた植野隆司さんをはじめ、何人かにこれを渡す。その後、途中、何回か録音したけれど失敗したりする。一年間、ライブでこれらの曲をずっとやって、偶然にも、2013年の12月30日にもう一度、録音開始。録音は自分ですることにした。神保町試聴室をお借りした。植野さんにお願いして、ギターを弾いて頂いたり、音を聴いて頂く。集中力が無いので、一日の録音時間はきっと短かった。2014年1月2日、録音終了。植野さんがこの録音の音源を大城真さんに聴かせたところ、マスタリングを依頼することが出来た。1月21日、マスタリング。1曲削った以外は、一年前とほとんど同じ曲順だった。(デモは17曲あった。)タイトルも、一回考え直して、これだ、となったけれど、やっぱりやめてしまい、迷っていた。三沢洋紀さんのところに音源を渡しに行った時、タイトルが決まっていない、というはなしをしたら、曲目の中から「いじわる全集」を選んで、これかな、とおっしゃった。すっかり忘れていたけど、それは一年前に思ったタイトルのそれだったので、納得がいった。こういう経緯で、できました「いじわる全集」というアルバム、お手に取って聴いていただけると、とても嬉しいです。