オーストラリアから彗星の如く登場したシンガー・ソングライター、ニック・マーフィーによるソロ・プロジェクト、
チェット・フェイカー(Chet Faker)がついにデビュー・アルバム
『ビルト・オン・グラス』(HSE-30334 2,095円)を4月30日(水)に発表します。
2012年に発表したデビューEP「シンキング・イン・テクスチャーズ」がR&B、ポップ、ソウルをエレクトロニックとブレイクビーツでコーティングした独自のサウンド・スタイルで話題となりブレイク。地元オーストラリアではゴールド・ディスクを獲得し、豪音楽賞で“最優秀インディペンデント・シングル / EP”“ブレイクスルー・インディペンデント・アーティスト”、〈ローリング・ストーン・アワード〉では“最優秀インディペンデント・リリース”を受賞しています。
ちょっと不思議なこの名前“チェット・フェイカー”は、ニック自身が影響を受けたというジャズ・ミュージシャンの
チェット・ベイカーに由来しているそう。
そんなチェット・フェイカーが、「フル・アルバムを制作するのに、自分ひとりで部屋から作り出すものに高音質を追求しすぎる必要がないって初めて感じたんだ。歌詞を書く面では、人生がどう音楽に直接的な影響を与えているかを模索したかった。それがタイトルのグラスに値するんじゃないかな」と語るデビュー・アルバムは、2年の歳月をかけ、セルフ・プロデュースで制作されました。
彼のルーツでもあるR&B、ポップ、ソウルそしてハウス・ミュージックに、20代半ばとは思えない、味のあるスモーキー・ヴォーカルが見事にブレンドされた作品となっています。この機会に、話題の新人チェット・フェイカーをぜひチェックしてみてください。