フランツ・フェルディナンド、プライマル・スクリームやリッキ・リーらを手掛けたピーター・ビヨーン・アンド・ジョンのビヨーン・イットリングとジョン・フェイムによってストックホルムでレコーディングされた本作。「Down The Wrong Way」ではニール・ヤングがギターで参加しているほか、「A Plan Too Far」では伝説のテニス・プレイヤーのジョン・マッケンローがギターを弾いています。ソロ・アルバムでありながら、プリテンダーズ作品よりもコラボレーションを積極的に取り入れており、本人曰く「ソロ・アルバムって呼ぶのはアイロニックね」。“アバ・ミーツ・ジョン・レノン”を目指した、パワー・ポップ・ダンス・アルバムに仕上がっています。彼女がアルバムをリリースするのはプリテンダーズの2008年作『ブレイク・アップ・ザ・コンクリート』以来、じつに6年ぶりです。