ドン・フリードマン 2003/12/10掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
忘れかけてた人が、ひょっこり新譜を出してベストセラーになったりするもんで、2003年、ジャズピアノで最も新鮮な驚きと言えば、世界中の誰もが知ってる
ビル・エヴァンスの名演を大胆にもタイトルに冠した
ドン・フリードマンの『ワルツ・フォー・デビー』ですね! エヴァンス派の最たる叙情派として知られているものの、リバーサイドの傑作
『サークル・ワルツ』(写真)の印象が強すぎるせいか、他の作品にあまりライトが当たらなかったこの御人の新たなる名盤として、今年ずいぶんと愛聴した方も多いと思いますが、そんな皆様に本日は素敵なニュース!
早くも来年の1月21日に
ドン・フリードマンのニューアルバムが出ます! タイトルは
『マイ・フェイバリット・シングス』(VRCL-18816 \2,835(税込))! またしてもジャズファンの記憶のど真中を打ち抜くタイトル! 収録予定曲は以下。
My Favorite Things
It Could Happen to You
Easy to Love
Ask Me Now
Schmooze Blooze
Never Let Me Go
Half and Smiles
Giant Steps
Summer’s End
パーソナルは、お馴染みの
ジョージ・ムラーツ(b)と
ルイス・ナッシュ(ds)! ピアノトリオのフォーマットでこそ本領を発揮するこの2人、知的で流麗、時にモーダルなフリードマンの円熟のプレイを的確にサポートしてるはず。早くも2004年のピアノ・トリオ大本命となりそうです。CDもハイブリット仕様だし、迷わず買っとくべきですが、今回は何とアナログ盤(VRJL-7016 \3,360(税込))も同時発売されます! ダブル・ジャケットの装丁が美しいEighty−Eight’sレーベルの商品だけに、こちらの仕上がりにも期待大!