さる4月20日(日)、
SCREWが東京・赤坂「BLITZ」でライヴ〈SCREW 8th Anniversary Live NEVERENDING BREATH AT AKASAKA BLITZ〉を行ないました。
この1年を振り返ると、メジャー1stアルバム
『SCREW』、それに伴うツアー、そしてシングル
「CAVALCADE」と、精力的な活動を行なってきたSCREW。ライヴは、結成記念日でもある“4月23日”に発売されるシングル「FUGLY」からスタート。磨き上げられた獰猛なバンド・サウンドと、扇動的なデジタル・サウンドが絡み合った圧倒的な高揚感に促され、ファンは激しくフロアで飛び跳ねる……。シャンデリアの形に吊るされたLEDライトが怪しく煌めく中、そこから続けて「CAVALCADE」に流れ込み、バンドの最新モードで記念祭を彩る!
中盤では、インディーズ時代に発表した「ANCIENT RAIN」や「その声が聴こえなくなってあの子がもう視えなくなった」といったミディアム・ナンバーも披露しながら、彼ららしいヘヴィ&スピーディーな楽曲をメインにしたセットリストを展開。熱さの滾るライヴパフォーマンスで、フロアを盛り上げていました。
MCでは、支えてくれているファンやスタッフに対して感謝を述べ、メンバーの鋲(vo)は、「意外とこの世界に長くいて、いろんなことが分かってきたけど、この先自分たちがどうなっていくかはよく分かっていなくて。でも、SCREWが呼吸をしている間は、応援してくれていると嬉しいです。今更みんなを照らす“太陽”のような存在になれるとは思っていないけど、どこか心が癒されて落ち着く“雨”のようなバンドになりたいと思っています」と宣言。そうしてラスト・ナンバーは、光に満ち溢れたサウンドが印象的な「七色」。
8周年記念ライヴを熱く締めくくったSCREWは、8月20日(水)にニュー・アルバム『PSYCHO MONSTERS』をリリース。また本作を引っさげて、9月より全国15ヵ所・16公演のワンマン・ツアー〈TOUR2014 INNER PSYCHOLOGICAL WORLD〉へ。そして以前、「SCREW史上最大の挑戦」「2014年12月」「渋谷」「SCREWより愛を込めて」という意味深な告知がされていた詳細も、ついに発表されました。
〈TOUR2014 INNER PSYCHOLOGICAL WORLD[METEMPSYCHOSIS]〉と題したライヴは、約1ヵ月の間に、東京・渋谷の9ヵ所の会場でワンマン・ライヴを開催するというもの。ちなみに、タイトルにある“METEMPSYCHOSIS”は"輪廻"という意味。このワードが表わすものは一体……!
なお、この一連のライヴ〈INNER PSYCHOLOGICAL WORLD〉のファイナルは、12月28日(日) 渋谷「AiiA Theater Tokyo」で開催。リリース、ライヴの詳細は後日改めてオフィシャル・サイト(
www.pscompany.co.jp/screw)で発表されるので、そちらをお見逃しなく。
(Photo By 森久)