2014年にレーベル設立75周年を迎えるジャズ・レーベル、ブルーノート。伝説的なカタログを保有しつつも、いつの時代も革新を続け、2000年代には全世界でモンスター・ヒットを記録した
ノラ・ジョーンズをはじめ、ジャズの範疇を超えるアーティストたちと契約。2010年代には
ロバート・グラスパーや
ホセ・ジェイムズ、
黒田卓也といったブラック・ミュージックに影響をうけた新世代のミュージシャンを次々と世に送り出しながら、一方で
ウェイン・ショーターや
ボビー・ハッチャーソンといったレジェンドたちをレーベルに復帰させ、新たな伝説となるアルバムをリリースしています。
そんなブルーノートの75周年を記念して、iTunesに特集ページが登場しました。ブルーノートの音源がひとつのページにまとめられ、100タイトル以上のMastered For iTunes(iTunesでの配信用にマスタリングされた音源)やコンピレーションに加えて、毎月1組のアーティストをピックアップしていきます。
また、75周年を記念した75曲入りのコンピレーション『Blue Note 75』がiTunes限定で登場。そのほかにも
マイルス・デイヴィスの『Take Off: The Complete Blue Note Albums』(5月19日発売)や、
クリフォード・ブラウンの『Brownie Speaks: The Complete Blue Note Recordings』(6月10日発売)といったタイトルも発売されていく予定です。
そして英語のみの配信となりますが、毎月のピックアップ・アーティストをレーベルの社長であり、
ローリング・ストーンズなどのプロデューサーをつとめる
ドン・ウォズが解説して曲をかけるpodcastも無料で配信されています。初回となる今月は
ハービー・ハンコックを75分にわたって紹介。ドンは「iTunesとこのようなユニークな取り組みをさせていただき光栄です。iTunes.com/BlueNoteのような我々が望み描いていた取り組みは、世界中の音楽ファンにBlue Noteの音楽を知っていただく良い道しるべになります」と語っています。
iTunes Blue Noteページ(
iTunes.com/BlueNote)でチェックしてみてください。