昨年12月にメジャー・デビュー、注目の兄弟ギター・ロック・デュオ“
TarO&JirO”。5月10日にイギリス・ブライトンで開催された音楽マーケット〈The Great EscapeE(ザ・グレイト・エスケイプ)〉でのショーケース・ライヴ、〈JAPAN RISING〉に出演しました。
今年で9年目を迎え、イギリス・ブライトン市内のライヴハウスやクラブ、教会などで開催された〈THE Great Escape〉。世界20ヵ国以上、約400組のアーティストが参加し、チケットは即日完売。3日間で計3万人を動員しました。
街中が熱気に包まれる中、TarO&JirOは会場となった「Queens Hotel」に登場。約800人ものオーディエンスを前に、先月リリースしたばかりの2ndミニ・アルバム
『OVNI』収録曲など計8曲を披露(2曲目に披露したオリジナル曲「Once in a while」では、数人がフルコーラスで熱唱! 聞いたところ「事前にYouTubeでチェックしてきた」とか)。
中盤、TarOが「We are going cover of“Smells Like Teen Spirit”」とMCをするや、
ニルヴァーナ「Smells Like Teen Spirit」のカヴァーを初披露。会場はさらに一体感を増し、最後は自分たちの代表曲「Silent Siren」へ。二人に惜しみない拍手がおくられ、大盛況の中ライヴは幕を下ろしました。
また同日の23:00には「Blind Tiger」という会場でもライヴを開催。会場は500人以上のオーディエンスが集い、その中には、昼のライヴを観て、再び足を運んだオーディエンスも!
国内外で快進撃を続けるTarO&JirO。5月25日(土)は〈TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2014〉、8月3日(日)には〈ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014〉出演が決定、さらに9月27日(土)にはデビュー後初となる東京でのワンマン・ライヴを下北沢GARDENで開催します。
[TarO&JirOからのコメント]とにかくライブが気持ちよかったです。
TarO&JirOの現在の「アコースティックギター2つ、声2つ、キックドラム1台」というスタイルを確立してからは初のイギリスでのライブでしたが、手応えのあるライブをすることが出来ました。
みんな盛り上がってくれて、ライブを終えた後も現地の沢山の言葉をもらう事ができました。
その中でも一番印象的だったのは「グラストンベリーで待ってる」という言葉でした。
俺らの夢はイギリスで活動していた頃から、「グラストンベリー出演」だったので、そう言った言葉をもらえて、夢にまた一歩近づいた気がしました。
海外での活動で一番面白いのは、やはり普段は出会えない様な色んな人と出会えること。今回もライブハウスのPAをやってるドラマーと仲良くなったり、路上ライブで出会ったパーカッショニストと一緒にジャムセッションをしたりして、そう言う肌と肌で触れ合う出会いによって得られる刺激や感覚が今後の活動のいい糧になると改めて思いました。
また、嬉しかったのは4年前にロンドンで活動している頃、オープンマイクで同じパブで演奏をしていたミュージシャンの友達と偶然ブライトンの街で再開した事です。
彼も俺らの事を覚えていてくれて、しかもミュージックビデオもチェックしてくれていたらしくブライトンのライブにも遊びに来てくれていました。
4年前に蒔いた種がこうして今に繋がっているのは非常に嬉しかったですし、だからこそ今回のイベント出演を通して、また次に繋がる「良い種」をたくさん蒔くことが出来た数日間だったと思います。