その甘いマスクと美しい音色で世界中を魅了し続けているギタリスト、
ミロシュ。現在までに発売された2枚のアルバムはクラシック・ギタリストとしては異例の26万枚という売り上げを世界で記録、世界中で数々の権威ある賞を受賞し「ずば抜けた音楽的完成とテクニック」と賞賛されるギター界の“若き巨匠”たる彼。スタジオジブリ最新作『思い出のマーニー』の音楽に参加することが決定しました。
今回、ミロシュが『思い出のマーニー』の音楽に参加するきっかけとなったのは、『思い出のマーニー』の音楽を作曲した
村松崇継の存在。村松は、以前から自身の作品に合うギタリストを探していたそうで、そんな折、ミロシュのデビュー盤『ミロシュ・デビュー!〜地中海の情熱』に収録されていた「アルハンブラの想い出」を聴き、その美しい音色と鮮やかなトレモロにとても感銘を受けたとか。
そこでミロシュの起用を製作スタッフに提案、参加のオファーをミロシュも快諾し、海外クラシック・アーティストとして初めてスタジオジブリ作品の音楽に参加することが実現することに。ミロシュも世界的なアニメーション映画制作会社として知られるジブリのことは良く知っており、「ジブリ映画への参加は大変光栄なこと」と語っています。
なお、大ヒットした2枚のアルバムに続き、ミロシュ最新アルバム
『アランフエス協奏曲 / アルハンブラの想い出』も7月16日(水)発売。国内盤ボーナス・トラックには、『思い出のマーニー』起用のきっかけとなった「アルハンブラの想い出」が新録音で収録(スタジオジブリからのオファーに至った経緯を知ったミロシュが、日本だけのために特別にロンドンのアビー・ロード・スタジオで録音したもの!)。またミロシュは2014年12月に再来日、全国5〜6公演ほどのソロ・リサイタル・ツアーを行なう予定です!