クァルテット・エクセルシオ 2014/06/17掲載(Last Update:14/06/18 12:04)
日本では数少ない常設の弦楽四重奏団、
クァルテット・エクセルシオは今年で結成20周年。彼らは“アウトリーチ”“現代曲”“定期演奏会”の3つの柱を中心に据えて年間70以上の演奏会を行なっており、東京、札幌、京都で夏と秋に開催している定期演奏会では、毎回
ベートーヴェンの作品を取り上げ、定期開始以来8年をかけて全作品を網羅してきました。20周年となる今年の定期演奏会では、節目の年にふさわしくオール・ベートーヴェン・プログラムに取り組みます。夏の東京公演は、7月4日(金)浜離宮朝日ホールにて。弦楽四重奏曲第3番ニ長調、弦楽四重奏曲第11番ヘ短調「セリオーソ」、弦楽四重奏曲第8番ホ短調「ラズモフスキー第2番」を演奏する予定です。
クァルテット・エクセルシオは、定期演奏会のほかにも20周年を機に新企画“弦楽四重奏の旅”をスタート。室内楽をあまり聴く機会のない方に楽しんでもらえるようにと弦楽四重奏の名曲を集めたプログラムで構成しています。そのほか弦楽四重奏の新しい魅力を探求するシリーズ“ラボ・エクセルシオ”、毎回多彩なゲストとの共演が話題の“Quartet+(プラス)”など、来年3月まで注目公演が目白押し。日本の室内楽界を牽引する実力派に成長したクァルテット・エクセルシオの集大成をお楽しみに!