今年2月にソロ・プロジェクトを始動した
B'zの
稲葉浩志。オフィシャル・サイト「en-zine」(
en-zine.jp)の立ち上げ、新曲配信、アルバム
『Singing Bird』のリリース続き、4年ぶりの開催となったソロ・ライヴ〈Koshi Inaba LIVE 2014 〜en-ball〜〉最終公演が6月20日(金)、東京・品川「ステラボール」で行なわれました。同会場のみで10公演を敢行するという異例のライヴ、最終公演の模様は全国の映画館で初のライブ・ビューイングも実施。
稲葉がひとり、ステージに現れ、アコースティック・ギターをかき鳴らしながら歌う「ジミーの朝」でライヴはスタート。幻想的な世界が広がる「Golden Road」、檻の向こうで振り絞るように演奏された「念書」と、ダイナミックな紗幕の演出に大歓声が上がる。「会場のみんな、そして、全国のみんなにこの歌を捧げます」というMCからはじまった本編ラスト、「oh my love」では、感動のうねりが会場を包み込んでいく。
アルバム『Singing Bird』からの曲を中心に、全23曲が披露された最終日。6月5日からはじまった10公演は公演ごとに異なるセットリストが組まれ、同じ空間でも、それぞれの日にしか生まれない熱気と特別な場面をオーディエンスと作りあげてきたその道のりが、まるで走馬灯のように巡るフィナーレに。
「新しいことにチャレンジした、この品川ステラボールで最後の最後まで気持ち良く歌わせていただきました。最高のバンドメンバーにも出会い、今さらながら改めて音楽に感謝したい気持ちでいっぱいです。夢のような10日間をありがとう」と、最後に稲葉は感謝の言葉をおくりました!