フジファブリックが、ニュー・アルバム『LIFE』を9月5日(金)にリリースすることを発表しました。今作は前作『VOYAGER』から1年半ぶり、通算8作目のオリジナル・フル・アルバムとなります。
フジファブリックは、親交の深いアーティストとの対バン・ツアー〈フジフレンドパーク2014〉を開催。
レキシ、
秦 基博、
Salyuとの共演に続き、最終日となった7月5日(土)、Zepp Nambaにて
ASIAN KUNG-FU GENERATIONとのライヴが行なわれました。フジファブリックとASIAN KUNG-FU GENERATIONは、メジャー・デビュー時期が近いほか、金澤ダイスケ(key)がASIAN KUNG-FU GENERATIONのライヴにサポートで入ったり、雑誌『SODA』で金澤と伊地知潔(ds)が連載コーナー『キヨシ&ダイスケ Session in the Kitchen』を持っていたりと、かねてからつながりが深い関係。
期待に胸を膨らませた大勢のファンの前に、最初に登場したのはASIAN KUNG-FU GENERATION。「サイレン」「センスレス」「Re:Re:」と続けて演奏し、徐々に会場の熱を高めていく。ギター&ヴォーカルの後藤正文が「今日は、フジファブリックとやれて、とてもとても嬉しいです!久々にダイちゃんにも会えたし』と話しながら、伊地知と金澤の料理連載をモテ連載と言い、「納得いってない」「俺もモテたい」と、自虐的ネタも入れて会場を笑わせました。そして、6月25日にリリースされたコンピレーション・アルバム『ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN COMPILATION 2014』に収録された新曲「スタンダード」が演奏されると会場がいっせいに沸き、続く「振動覚」「リライト」で盛り上がりは最高潮に。そして、「君の街まで」の曲中に、フジファブリックの金澤ダイスケが登場。「あと数曲ダイちゃんと演奏したいと思います。みなさん最後まで楽しんで帰ってください!」と言うと、「君という花」、「今を生きて」を5人の息の合った演奏で盛り上げました。
続いてフジファブリックが登場し、リズミカルなキーボードから始まる「LIFE」でスタート。山内総一郎(vo, g)が、「ASIAN KUNG-FU GENERATION凄いぜー! フジフレンドパーク最終日、開演しました!」と高らかに宣言すると、「ダンス2000」「バタアシParty Night」「Surrender」とアップ・ナンバーをたたみかける。そして、まだ正式タイトルの決まっていない新曲と、今月7月30日にリリースするシングルでTVアニメ『アオハライド』のエンディング・テーマとなっている「ブルー」を大阪で初披露。後半戦では、山内が「ASIAN KUNG-FU GENERATIONということで僕ら気合いが入ってます。ぶっ飛ばして行こうと思います!」と言うと、言葉通り、「徒然モノクローム」「STAR」「夜明けのBEAT」と本編最後までアップ・ナンバーで駆け抜けました。アンコールでは、フジファブリックのメンバーが、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤を呼び込み、後藤が大好きだという「銀河」を共に演奏。ここで山内から、「アルバムを作りました! 手前味噌ですけど、超名盤が出来たと思ってます!」と9月3日に発売となるニュー・アルバム『LIFE』の発表が行なわれると、客席からは大きな歓声が沸き起こる。ライヴの最後は、「虹」を会場の全員で歌い、フジファブリックのフジフレンドパークは閉館となりました。
フジファブリックは、今年4月にデビュー10周年を迎えており、この大きな節目を記念し、11月28日(金)に初の日本武道館単独公演〈フジファブリック10th anniversary LIVE at 武道館 2014〉を開催。日本武道館公演の前には、10月から全国13ヵ所に及ぶツアー〈フジファブリック LIVE TOUR 2014“LIFE”〉も決定しており、詳細は、オフィシャル・サイト内特設ページ(
www.fujifabric.com/special/tour2014aw)にて。
シングル、アルバム、全国ツアー、そして日本武道館公演と、今後の活動に期待は高まるばかり。すでにシングルとして
同名の作品がリリースとなっていますが、7月30日(水)発売のシングル
「ブルー / WIRED」という作品を経て、1年半ぶりの“アルバム”として『LIFE』と名付けられる新たな作品がどのようなものになるのか、今後の続報が待たれます。