今秋からアメリカの音楽大学に留学するため、日本における音楽活動を無期限で停止することを発表した
アンジェラ・アキ。停止前最後のライヴが8月4日(月)、日本武道館で行なわれました。
2005年のメジャー・デビューから約10年の活動の集大成となるメモリアルなステージは、2006年12月に史上初となる単独ピアノ弾き語り公演を成功させた聖地、日本武道館。盛大な拍手で幕を開けたステージでは、超満員の観客に見守られながら、アンジェラと共に10年間を彩った名曲の数々が披露。
また、定番となったMCコーナー「スナックふるさと」では、ファンの間では伝説となっているトーク・ネタを披露、アンジェラのもう一つの真骨頂“お笑い”で会場を沸かせる!
「10年間、たくさんのスタッフに支えられて頑張って来られました。しばらく一緒にお仕事出来なくなるのは寂しいけれど、ありがとうの気持ちを伝えたい。そしてまた初心に帰って、この曲を皆に聴いてほしい」と語ると、デビュー曲「HOME」へ。 そして最後は、名残惜しむようにバンド・メンバーを送り出すと、アンジェラは一人ステージに残り、「私にとって音楽とは、一言で言うと“つながり”なんです。人間は一人ひとりが孤独な点だけど、それが線につながって、そして輪になっていく。この“つながり”は、私の一生分の財産です。“Keep On Dreaming, All Your Life.”いつでも夢を見続けて。この言葉を胸に、夢に向かって踏み出します」と、強い決意を口に。感極まりながらも、代表曲「サクラ色」を堂々と歌い上げました。