9月10日(水)に発売される、
さだまさしのオリジナル・アルバム
『第二楽章』のジャケット写真が公開されました。
クリエイティヴ・ディレクターとして活躍する
箭内道彦が手がけたこのジャケ。銀色のフレームのメガネをかけた、静かにたたずむ若き日のさだまさし……かと思いきや、そこにいるのは全く別の人物。さだに“なりすまし”た人物が写っているという仕組み。
なお、写っているのは注目の若手俳優、
高杉真宙(たかすぎ まひろ)。若き日のさだを想像させる、懐かしさと新しさを感じさせるビジュアルとなっています。
アルバム『第二楽章』には、その真骨頂ともいえる繊細なギターの音色を響かせる楽曲をはじめ、なんとロックを意識した楽曲や、さだが支援を続けてきた東日本大震災への想いを込めた楽曲なども収録。現在も被災地を支援する〈風とロック LIVE福島〉の実行委員長をつとめ、福島出身のミュージシャンと組んだ猪苗代湖ズのメンバーとしても活躍する箭内の活動や、作品に触れてきたさだは今回、箭内にジャケットの制作などビジュアル・イメージのプロデュースをオファー。
また、かつてフォークから音楽に目覚めたという箭内も、学生時代にはさだのアルバムを発売日に購入、自身のラジオ番組でも曲をかけるなどしていたこともあり、二人は最初の出会いで意気投合しオファーを快諾! 今回のジャケットが完成しました。
箭内はミュージック・ビデオの監督もつとめたとのことで(さらなる驚くべき仕掛けが用意されているとか……)、こちらの公開にもご期待ください。
[箭内道彦]「さだまさし」という記号は、良くも悪くも強固です。さだまさしの歌を、聴いていないのに聴いたつもりになってしまったり、さだまさしのことを、わかってないのにわかったつもりになったり。もう一度、みなさんに、「さだまさし」に、ちゃんと出逢っていただくためには、さだまさしの解体とさだまさしへの再帰が必要でした。それが今回のビジュアルプロデュースの核。僕自身、50年生きて来て、さださんに会える日が来たことに、心から感謝をしながら。