9月10日(水)にリリースされる、
さだまさしのアルバム
『第二楽章』から、収録曲「君は歌うことが出来る」の音源とミュージック・ビデオの一部が
「Gyao!」で公開されました。
さだはアルバム『第二楽章』の制作にあたり「誰もが知る“さだまさし”ではなく、皆の想像を越えるさだまさしを表現したい」と考え、かねてより親交のある
高見沢俊彦へ「君は歌うことが出来る」のアレンジを依頼(楽曲制作でのコラボは今回が初)。高見沢の手によるエレキ・ギターとドラムの音が印象的なサウンドへ、さだのヴァイオリンが絡んでいく、新たなロックの境地へと辿りついています(高見沢はアルバム収録曲「死んだらあかん」のアレンジも担当)。
またMVは、今回『第二楽章』のビジュアル・プロデュースを担当した
箭内道彦が監督をつとめたもの。さだとの会話、また「君は歌うことが出来る」という楽曲の歌詞から、“歌う”ことを生業として活動するアーティストが、さだのもとへ集まるイメージを想像し、ジャンル、レコード会社、プロやアマの垣根を越えた、総勢132組によるアーティストの写真が次々に映し出されるという、これまでにない映像が仕上がっています!
なお、「〈君は歌う…〉という曲で“君”に向けて歌い、これだけのアーティスト様にご参加いただいた以上、自身が出るべきではない」という本人の意向によりさだは出演しておらず、さだのMV史上初めてさだが出演しない作品に。フル・ヴァージョンは、9月9日(火)に行なわれるアルバム発売イベントで披露される予定です。
[高見沢俊彦]さださんは、メディアにおいてもいろいろな顔を持っていますが、その本質はとても“ロック”な人。
その部分を今回のアレンジで思いっきり掘り下げ、引っ張り出したつもりです。
これまでのさだまさしさんのイメージを持っておられる方は驚くかもしれないけれど、この“ロック”こそがさだまさしというアーティストの本質であることを、この曲を通じて解っていただきたいですね。[箭内道彦]このミュージックビデオには、絵コンテも、撮りおろしも、動画もありません。
132組のアーティストにお借りした、大切な「アーティスト写真」を繋いだだけのMV。みんなが知っている歌い手、まだ知らない歌い手、地方に生きる歌い手、世界に挑む歌い手、ジャンルも性別も年齢も顔も、様々な歌い手たち。
それぞれに、歌い、それぞれに祈り、それぞれの声で、言葉で、戦う、天使たちの肖像。「君は歌うことが出来る」という、さだまさしの歌の力、溢れ出る個々のミュージシャンの思い。これだけたくさんのアーティストの方々が写真を貸してくださるのは異例です。さださんの存在の稀有を再認識する機にもなりました。さだまさしはロックです。
(1)誰も歌わないことを歌う。(2)28億の借金を返した。NO MUSIC, NO LIFE![さだまさし]自分が何者かを試すために人生があると思っています。ああ、僕はこれだな、と気づいたら、生きる意味を失う気がします。だからいつも仲間の期待を裏切ることばかりしてきました。良くも悪くもです。
いつでも面白いことを探しています。でも、面白いことの性質は毎日心の中で変わり続けます。
人と出会った時に感動するのは、その人が思いがけず僕を試している時です。
高見沢俊彦君と箭内道彦さんとの出会いがそうです。面白くてたまらないです。
もっと迷いたいです!