以前のニュースで、フランシス・F.コッポラ監督の映画『ワン・フロム・ザ・ハート』の初DVD化についてお伝えした際に、オリジナル・サウンドトラックのリマスター再発盤についても触れましたが、その日本盤の発売が決定しましたので、本日はそのニュースを。

　発売日は3月24日の予定で、『トム・ウェイツ、クリスタル・ゲイル／ワン・フロム・ザ・ハート(エクスパンディッド・ヴァージョン)』(MHCP-218 \1,785(税込))といった商品名にて発売される予定。今回が初CD化なのに加えて、なんと、トム・ウェイツ自身がデジタル・リマスターを担当してるとのことですので、LPを愛聴していたファンにとっても、これは期待しても良いのでは？　しかもイマイチだった当時のジャケットも、シネマティックに新装！　写真をご覧下さい。こんなに美しい映画だったのですよ!!
　思えば、映画が公開されたのが1982年。かれこれ20年以上前というのにも驚き･･･。当時のアカデミー賞にて、トム・ウェイツが音楽賞にノミネートされたという、サントラ史上に残る屈指の名盤なだけに、やっと納得のCDが手に入るこの嬉しさ!!　トム・ウェイツとクリスタル・ゲイルのファンの皆さん、そして『ワン・フロム・ザ・ハート』を愛する映画マニアの皆さん、さらにJAZZヴォーカルを愛する人も、最高の音質で蘇ったこの名盤にじっくり耳を傾けてみましょう！　ちなみにコッポラ監督自身による素敵なライナーノーツも付くとのことです!! 　この心意気、嬉しいじゃないですか！

【収録曲】
1.オープニング・モンタージュ
2.夢の出口は
3.ピッキング・アップ・アフター・ユー
4.オールド・ボーイ・フレンズ
5.壊れた自転車
6.アイ・ベッグ・ユア・パードン
7.リトル・ボーイ・ブルー
8.インストルメンタル・モンタージュ
9.後悔の鐘
10.ワン・フロム・ザ・ハート
11.テイク・ミー・ホーム
12.プレゼンツ
13.キャンディ・アップル・レッド
14.ワンス・アポン・ア・タウン〜エンプティ・ポケット