1970年代末に
ジョイ・ディヴィジョンとしてデビュー、ヴォーカリスト、イアン・カーティスの死後、
ニュー・オーダー(New Order)と名を変え、UKを代表するロック・バンドのひとつとして活動してきた彼らが伝説のインディ・レーベル“ミュート”とワールドワイドの契約を締結しました。
ミュートは、78年にダニエル・ミラーによって創設されたイギリスを代表するインディペンデント・レーベルで、これまでに
デペッシュ・モード、
ニック・ケイヴ、
スロッビング・グリッスルらを輩出してきました。
ダニエル・ミラーは今回の契約締結に関し、以下のコメントを発表しています。
「今回の契約はミュート、ニュー・オーダー双方にとってエキサイティングで新たな章の幕開けであり、このように長きにわたってクリエイティヴであり、なおかつ成功を収め続けているアーティストとともに仕事することを大変光栄に思います。この契約の話が持ち上がったとき、まず最初に新作のデモをいくつか聴かせてもらったのですが、聴いた瞬間、ニュー・オーダーにとって、ミュートこそが今いるべき場所だと確信しました。私たちはすでにいくつかクリエイティヴな話をしていて、これからのエキサイティングな未来に向けて進みはじめています」
以下はニュー・オーダーのコメント。
「ニュー・オーダーはミュートとサインしたことを大変喜んでいます。ダニエル・ミラーや彼のチーム以上に、ともに仕事をするに適した場所はありません。ミュートには素晴らしいアーティストたちが在籍しており、歴史もあり、僕らはそれらにとても満足しています。何はともあれ、このレーベルに参加する事は我が家に戻ったような、僕らに根ざすインディペンデントなルーツに立ち返った気持ちがしています」
7月まで続いたUSツアーを終えたニュー・オーダーは、ニュー・アルバム制作のためレコーディング・スタジオに入っているとのことです。