21世紀以降の新しいジャズ・シーン最注目の存在。
ベッカ・スティーヴンス(Becca Stevens)の最新作『パーフェクト・アニマル』が10月22日(水)、ついに
国内盤(PROZ-10005 2,400円 + 税)として登場、日本先行発売されます。
ロバート・グラスパー、
エスペランサらから“もっとも注目すべき存在”、地元『NYタイムズ』紙も“ニューヨーク最良の秘宝”とまで評したベッカは、
ホセ・ジェイムズの最新作
『ホワイル・ユー・ワー・スリーピング』でゲスト・ヴォーカルとして迎えられている逸材です。
デビュー作『Weightless』(2011年)は輸入盤ながらロング・セラーを誇り、フォーク / カントリー、アイリッシュ・テイストにブルックリン・ジャズのマナーかつ独特の作曲センスが加わり、音の鳴らしかたの巧みさなどで、高い評価と人気を得ています。この新作ではジャンルをさらに横断、プロデューサーはスコット・ソルター(
スーパーチャンク、
マウンテン・ゴーツ、セント・ヴィンセント他)を起用。オルタナ風味を混ぜつつ、ますます非ジャズ的になるようで、しかしこれこそ最新型ジャズ、アヴァン・フォークと納得させられる内容です。
バンドは自身のヴォーカル、ギター、ウクレレ、チャランゴの他に、リアム・ロビンソン(p, key, acd, vo)、クリス・トルディーニ(b, vo)、ジョーダン・パールソン(ds, perc)というメンバー。フランク・オーシャン、アッシャー、スティーヴ・ウィンウッドといった多彩なカヴァー曲も収録。そして今やファースト・コール・ヴォーカリストとなった彼女の圧倒的にチャーミングな声に魅了されること必至。2014年の最重要盤の登場です。お楽しみに!