2004/02/10掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
「ムーンリヴァー」「酒と薔薇の日々」などなど、主に映画音楽の分野で数多くの名曲を生み、JAZZにニュースタンダードを提供した偉大なる作曲家
ヘンリー・マンシーニ。そりゃもう“20世紀の100人”的に偉大なわけで、これまでも数多くのトリビュート企画がありましたが、今年はマンシーニ作品の中でも、とりわけユニークで人気の高い『ピンク・パンサー』の初演から40周年を迎える、アニヴァーサリー・イヤーってわけで、今回、抜群に面白そうな企画アルバム
『アルティメイト・マンシーニ』(VICP-62611 \2520(税込))が3月24日にCONCORD JAZZから発売されます!
こちらはマンシーニの曲を様々なミュージシャンが演奏した作品なのですが、何が面白いかと言うと、参加ミュージシャンがイカしてます! 基本的にJAZZ系なのですが、まず本盤の大本命である「ピンク・パンサーのテーマ」を演奏するのが、オリジナルのレコーディングで印象的なサックスを吹いた、
プラス・ジョンソンが再び演奏!! これは凄いですね!! 他に映画音楽系では、『タクシードライバー』のテーマで一世一代の名演を残した、
トム・スコットも参加。JAZZ系アーティストも
ゲイリー・バートン、
ジョーイ・デフランセスコなど一癖も二癖もあるユニークな人選。そして、巨大な名曲「ムーンリヴァー」を歌うのが
TAKE6! 加えてハーモニカで
スティーヴィー・ワンダーも参加との事で、こりゃムーディーでロマンチックなマンシーニになりそう!!
さらに大ニュース!! ヘンリー・マンシーニの愛娘
モニカ・マンシーニ(写真は
『ニュー・シネマ・パラダイス』)がヴォーカルで参加。父が作曲した名曲を娘が歌う、この単純だけど確実な感動! 何たる親公行!! この夢の共演、お聴き逃し無く!!
【収録曲】
(01)ピンク・パンサーのテーマ
(02)シャレード
(03)トゥー・フォー・ザ・ロード
(04)ムーンリヴァー
(05)モーメント・トゥ・モーメント
(06)酒と薔薇の日々
(07)ピーター・ガン組曲〜ピーター・ガンのテーマ
(08)ピーター・ガン組曲〜ドリームズヴィル
(09)ニューヨークの恋人
(10)ソーン・バーズのテーマ
(11)マギーのテーマ
(12)ミスター・ラッキー
(13)暁の出撃
(14)ライフ・イン・ア・ルッキング・グラス
(15)クレイジー・ワールド
(16)イッツ・イージ・トゥ・セイ
(17)ミュージック・オン・ザ・ウェイ
(18)雨の中の兵隊