正確無比なフレージングと恐るべきしなやかさをたたえたトレモロ奏法で、日本ギター界に燦然と輝くトップランナー・
朴葵姫(パク・キュヒ)。欧州とならぶクラシックギターのメッカである南米をテーマとした新作
『Saudade -ブラジルギター作品集-』(COCQ-85094 2,800円 + 税)が9月17日(水)にリリースされます。
朴葵姫は、幼少の頃より数々の国際コンクールで入賞を重ね、2012年にはアルハンブラ国際ギターコンクールで第1位および聴衆賞を獲得した実力派ギタリスト。愛器ダニエル・フリードリッシュを駆使した圧倒的なパフォーマンスは、いまや日本のみならず、世界で評価が高まり続けています。
本アルバムは、
ヴィラ=ロボスをはじめとするクラシックの作曲家はもちろんのこと、ブラジルの至宝である
ジスモンチや、2014年で没後20年を迎えるボサノヴァの神様
アントニオ・カルロス・ジョビンの作品を収録。情熱的なリズムとメロディのみならず、郷愁=サウダーヂを帯びた、ブラジル産の七色のエモーションにあふれた作品群が、朴の無二のギター・パフォーマンスで昇華します。
■2014年9月17日(水)発売
『Saudade -ブラジルギター作品集-』COCQ-85094 2,800円 + 税
[収録曲]
01. ジスモンチ(L.ブラーボ編): パリャーソ
02. ジスモンチ: 水とワイン
03. ジスモンチ(ブラーボ編):フレーヴォ
04. ヴィラ=ロボス: 前奏曲第2番
05. ヴィラ=ロボス: 前奏曲第5番
06. ヴィラ=ロボス: ショーロス第1番
07. ヴィラ=ロボス: 練習曲第12番
08. ボンファ: 黒いオルフェ
09. ボンファ: ウォーキング・イン・リオ
10. ベリナティ: ジョンゴ
11. レイス: もしも彼女が尋ねたら
12. ペルナンブーコ: 鐘の響き
13. カルロス・ジョビン: デサフィナード