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ピンク・フロイド、20年ぶりのニュー・アルバム『永遠(TOWA)』を11月に発表

ピンク・フロイド   2014/09/24 14:45掲載
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ピンク・フロイド、20年ぶりのニュー・アルバム『永遠(TOWA)』を11月に発表
 ビートルズローリング・ストーンズなどと並ぶ英国を代表するロック・バンドのひとつピンク・フロイド(Pink Floyd)が、1994年『対(TSUI)』以来20年ぶりとなるニュー・アルバム、『永遠(TOWA)』(原題は『THE ENDLESS RIVER』)が11月12日(水)に発売されます。

 4つのパートから構成されているというこの作品は、プロデュースをデヴィッド・ギルモアフィル・マンザネラロキシー・ミュージック)、ユースキリング・ジョークポール・マッカートニーとのザ・ファイアーマン)、アンディ・ジャクソン(近年のピンク・フロイド作品のレコーディング・エンジニア)が担当。その神秘的なアルバムのアートワークは全世界10都市で大々的に公開され、ロンドンのサウス・バンクにはライトアップされた高さ8メートルの巨大オブジェが設置されています。アルバムは、2008年に亡くなったこのバンドのキーボード奏者のリック・ライトへのトリビュートであると残された2人のメンバーは語っています。

[デヴィッド・ギルモア」
「『永遠(TOWA)』の始まりは、1994年にリリースされた『対(TSUI)』のセッションで生まれた楽曲に遡るんだ。3人一緒の演奏を20時間分以上聴いて、新作に収録するために取り組む曲を吟味して選んだ。去年の1年間で新しいパートを加えたり、新たにレコーディングしながら、スタジオのテクノロジーを活かして、21世紀のピンク・フロイドのアルバムを作った。リックが逝ってしまって、もう二度とセッションができなくなってしまった今こそ、僕たちのレパートリーの一部ににするのが正しい気がする」

[ニック・メイソン]
「『永遠(TOWA)』はリックへのトリビュートなんだ。このアルバムは、ピンク・フロイド・サウンドの中心で彼がやっていたことや、彼の演奏の多くを確認するいい手段だと思う。セッションを聴き返して、彼がいかにスペシャルなプレーヤーだったかを痛感したよ」


 ジャケットの雲の川に漕ぎ出してゆく男の力強いイメージのコンセプトは、18歳のエジプト人デジタル・アーティスト、アハメッド・エマッド・エルディンの作品が基になっており、アハメッドの描いたイメージは、数々の栄誉を受賞したイギリスのデザイン事務所、スタイロルージュ(Stylorouge)によって、アートワークとして完成。

 ピンク・フロイドのアルバムのアートワークは、その大半がヒプノシス(Hipgnosis)のストーム・トーガソンのデザインによるものであり、このバンドとは切っても切れない伝説の一部となっています。ストームが2013年に死去したことに伴い、ストームの伝説的なアートを受け継いでいくために、ヒプノシスで数多くの傑作アートワークをストームとともに作り上げた盟友オーブリー・“ポー”・パウエルに任せられました。

[オーブリー・“ポー”・パウエル]
「アハメッドのイメージを見た瞬間、ピンク・フロイド的な共鳴を覚えたんだ。謎めいていて、自由に解釈ができる。それに、『永遠(TOWA)』のカヴァーとして、とても合うんだ」
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